有限会社アクティブリーズ 代表 竹内勝


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代表 竹内勝

代表 竹内勝

事業内容
    • ピアノ運送
    • ピアノクリーニング・調律
    • 中古ピアノ販売
会社HP http://actibreeze.co.jp

幼少期からの反抗心

家族との関わり合いの中で得られたことは、
「必要とされる人間である」ということの大切さでした。
その中で得られたことはそのまま、今の経営にも影響しています。

今の私は、父が立ち上げた会社の二代目として、
「受け継いだ」と簡単に言ってしまえば楽に聞こえますが、
実際、それまでの経緯は順調と言えたものではありませんでした。

私が幼少の時の父、つまり社長であった父は多忙で、
私とあまり触れ合うことがなかったように思えます。
今でこそしっかりと理解できることではあるのですが、
幼かった私には、触れ合えない親から愛情を感じ取れなかったのです。

反骨心とでもいうのでしょうか。
長い間、親との間に溝を作って過ごしていた私は、
親を見返すことを考えて「優秀になって帰ってきてやる!」と意気込んでいました。

しかし、飛び出して行こうにも、行く当ては特に定まらず、
ふわふわと地に足付かない生活を送っていました。

そうはいっても、様々な場所で働き、様々な仕事を覚えることが出来たということや
会社の良し悪しがわかるようになったことを、その時に学べたのも事実ですね。

父との対立

職場を変えつつ働いた仕事先の中には、父の会社も含まれます。
父のもとに帰ってきては喧嘩をし、また他へ行き、また帰っては喧嘩をし……。
その様に何度も繰り返していたのを覚えています。

その繰り返しの中、ある会社で私は初めて、経理としての仕事にやりがいを見出しました。
しっかりと仕事をすれば、確実な数字が出るという気付きが、私の強みにもなりました。

しかし、このことは父との喧嘩の要因にもなり得たのです。

また次に父の会社で働くことになった時、
今まで現場の業務に携わっていたのに対し、今回は経理として働くこととなりました。

そこで見つかる、多くの穴という穴。

これに私は腹を立ててしまいました。
今思えば、父が会社を立ち上げた時期もそれに影響していたと思います。
営業周りを行って、仕事を取ってきさえすればどうにかなる、
といった風潮がその世代に根付いていたのです。
その為、数字を見る私と、仕事を取ることを見る父とで
また新たな対立が起きることになってしまいます。

親子仲という点では、決して円満な関係ではなかったことがわかるのではないでしょうか。
しかし、今の私ならば、はっきりと「好きだ」という気持ちを家族に伝えられるのです。

インプットではなくアウトプットを

歳を経るにつれて、人は様々なことに気づかされるでしょう。
私の家族に対する感情を変えたのも、その年月からくる変化だったのかもしれません。

徐々に気づかされたことは、求めることしかしていなかった自分の姿です。
親に愛情ばかりを求めて、表現することを忘れた姿でした。
ただ求めるばかりで何も与えていない自分自身にこそ、
現状の原因があるのだと知ったのです。
自分が求めているように、相手も同じようなことを求めているということに気付いてからは
即行動に移すようにしました。
私自身が、家族のことを本当はどう思っているのかを吐き出したのです。

その後はすぐに和解をし、私が会社を継いでから今までの流れが出来上がりました。
吐き出すこと、表現することはいわゆるアウトプットです。
様々な出会い、経験からインプットしたことを、アウトプットしていく大切さを私は訴えています。

人は必要とされている人間になりたいものです。
それは家族の話のみではなく会社にも当てはまることでしょう。
その為に必要なことは、間違いなくアウトプットです。
必要なことを相手に与えられるということに他ならないのです。

必要とされる人間を増やす

今後、我が社の成長を望むのならば口先だけでない一致団結が求められるでしょう。
「社員全員、同じ理念をもって仕事をしています!」
これは、どの様な業界においても理想形であることは間違いありません。
しかし残念ながら、これを実行できている会社は多くはないのが実感です。

HPや説明会等でこれを口先で済ませることは簡単ですが、当然それではいけません。
その言葉は一瞬の利益につながります。
しかし、時が経てば、嘘は明らかになり、最終的にマイナスになるでしょう。

正直、我が社はまだまだこれからという地点にいます。
元々、「人と関わらなくて済む」などという理由で入る人が多いこの業界では、
本当の一致団結をすることが難しく、達成がいつになるかなどわかりません。
しかしその中でも、私はどの様な理由の人間も受け入れていきたいのです。

自分の手で消極的な理由で集まった人を変え、
この世界で必要とされる人間を増やしていくことに皆さんはワクワクしないでしょうか。

そこに私は、とてつもない魅力を感じているのです。

まずは関東一へ。
本当に必要とされている人達と目指す目標、
そして、その人たちを幸せにする為の売り上げ的な目標を掲げています。

素直さは最強

どの様な業界でも言われることだとは思いますが、「素直さ」は「最強」です。
私たちの業界は、先ほども述べましたが、あまり積極的に入ろうとする人間が希少な場所。
どうしても、強い熱意というものとは離れがちです。
しかし、その様な特殊な環境下であっても
他の業界と同じく必要としているのが素直な人財なのです。

素直であればあるほど、新しいことをより多く受け入れます。
そうすれば自然と仕事は多く回ります。
その様になれば、今度はお金も回ります。
こうして、世界に必要とされている人材が出来上がるのです。
「最強」とはこのことなのです。

しかし、素直であるということは難しいのも事実。
新しいことを受け入れるということは、今までの自分を否定し、
新しい自分を受け入れるということに他ならないためです。

そこに必要な勇気も計り知れないでしょう。
その様な人は、少しずつ変わることを目指せば良いのです。
変えても良い部分、変えた方が良い部分を探し少しずつ変わることで、
変化に対して拒絶がない人になることを目指してほしいと思います。

学生へのメッセージ

ふわふわしていることには不安が付きまといます。
何をすればいいのか、何をすべきなのか、
それが定まらなければ誰しも不安を覚えることは仕方がないことでしょう。
しかし私は、その不安をあえて受け入れてほしいと考えています。

不安から逃れるための簡単な方法は、一つのことに頭を向けて居場所を決めてしまうことです。
そうすれば、当然何をすべきかが定まります。
しかし、逆にそれは視界を狭めることにもつながるのです。

私自身営業は苦手だと、長年考えていました。
しかし、周りの評価を聞いていくと、どうもそうではないらしいです。
これは、不安を払拭するために、
私自身が仕事の向き不向きに勝手に制限をしていた結果に他なりません。

学生の皆さんも、今抱えている不安は多いでしょう。
しかし、そこで「自分はこういうタイプだから」という制限を設けることは
もったいないことです。

もし、周りが「こうした方がいい」「これをやってみてはどうか」そんな言葉を投げかけてくれたら、
とりあえずやってみることも手の一つです。
不安を受け入れて進む、それを是非実行していただけたらと思います。

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