株式会社アールキューブ 代表取締役 山崎令二郎


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代表取締役 山崎令二郎

代表取締役 山崎令二郎

設立 2006年5月
事業内容
    • ブライダルプロデュース
    • 音楽家の各種イベントへの派遣
会社HP http://www.rcubeinc.com/

NZから帰国後、働き始める

私には就職活動の経験がありません。
高校卒業後は、少年時代から取り組んできたラグビーを続けるため、
国内の大学には進学せずに本場ニュージーランドへ渡りました。
地元のユースチームで2年間を過ごした後、
帰国するタイミングに、ある現地企業の社長に頼まれ、
日本でその企業製品の販売をすることになったのが
ビジネスマンとしての出発点。

当時その会社は日本での取引先を持っておらず、
私はたったひとりで販促物の翻訳から、
企業のホームページ作成までをこなしながら売り歩きました。
何かと大変でしたが、私にとっては楽しい日々でした。

元々、どこかの企業に就職し
組織のなかに入って仕事をする気がなかった私がイメージできる将来像は、
自分のしたいことを自分で手掛けて実現していく姿だけでした。

日本での取引が軌道に乗り始める頃合いをみて、私は会社を離れ、
程無くして自ら事業を起こすことになったわけですが、この時も初めはひとりきりでした。

ブライダル事業への経緯

2014年現在はブライダルプロデュースが事業の軸となっていますが、
創業時は音楽家のイベント派遣をメインの業務として行っていました。
自分自身、子供の頃にバイオリンを習っていたことや
弟が音楽大学に進学したということもあり、
音楽家の世界は自分にとって身近な存在でした。

ミュージシャンたちの活躍の場として、各種イベントでの演奏というものが
一般的に考えられている以上に大きな割合を占めていることも知っていました。
その様な場への営業を、彼らの代わりにするような会社が必要だろうという発想から
この事業を始めました。

自分ひとりで大学の前などに立ち、チラシを配るところからのスタートでしたが、
徐々に協力してくださる音楽家たちが集まっていきました。

ブライダル業界は、その頃にはまだ単なる営業先の一つ。
つまり、結婚披露宴にジャズミュージシャンであったり、
ゴスペルの聖歌隊であったりを派遣する上での取引相手だったのです。
それが現在、ブライダルの業務を中心にさせて頂いているのは、
仕事依頼を受けて、この業界の現場に出入りするなかで、
結婚式を取り巻く状況に疑問を感じる部分が見えてきたためでもあります。

低コストで効果的な「会費婚」

結婚式というのは、一生に一回のイベントであることをいいことに
料金設定が不透明な部分があり、それがそのまま放置されているのが現状。
大手の業者に頼んでもオプションを付加することで、
挙式費用が加算してしまうことが多々あります。
このことに疑問を感じ、自分たちで100%お客様を想ったサービスをつくるべく、
ブライダル事業を本格的にスタートさせます。

「結婚するおふたりにとって必要なもの」だけを提案すること。
パートナーの業者の方にご協力いただき、不必要な部分の費用をできるだけカットすること。
集客方法も、できるだけ低コストかつ効果的であることに重点を置き、
もっとも無駄のない形で結婚式を提供できるようにすること。

それに加え、「会費婚」というモデルを取り入れていることが、
弊社のブライダル事業の最大の売りです。
「会費婚」というのは、御祝儀制ではなく会費制パーティーにすることにより、
出席者にも負担を少なく、かつ確実性を持って費用を募り、
新郎新婦への負担をほぼゼロで挙式・披露パーティーを実現させるというサービスです。
このサービスは、競合他社もほぼ存在せず、
他社との差別化、強みの部分となっています。

成果ポイントは「お客様の紹介」

音楽家の派遣サービスも
昔からお付き合いさせてもらっている企業様を中心に続けさせていただいておりますが
それ以上に、立ち上げ後からブライダル事業が順調に成長しており、
現在では当社の売上のうち90%以上を占めるまでに成長。
この事業を始めてから、
想像もつかない様々な事情で結婚式を諦めざるをえなかった方々が
これほどまでに多くいらっしゃるんだいうことに気づかされました。
その様な方々に対して、自分たちがより良いサービスをお届けできるということは
本当にやりがいがある良い仕事だと感じます。

「より良いサービス」であることを守るために、
私は社員の評価基準を数字ではなく「お客様の紹介」に設定しています。
自身に置き換えてみても、一生に一度の大切なイベントである結婚式を紹介するということは、
とても勇気が要ることです。
本当に満足して喜んでいただけなければ、
他のお客様に紹介の輪が広がるということはないと思うのです。
少なくともこの業種では、数字での成果主義よりも、
この「お客様の紹介」があることこそが、
お客様に本当の意味でご満足いただけた証となると思っています。

結婚式の価値観を変えるために

現在、アールキューブは会社を大きくしていく過渡期にあります。
今は東京に1店舗を構えていますが、今後は地方展開も考えており、
徐々に出店準備を整えている段階です。
東京都内から全国へと商圏を広げていくために、多様なサービスを鋭意計画しています。
これから事業のスピード感もさらに早くなっていくことが予想できます。

私たちアールキューブの大きな目標は、会社の利益よりも社会全体の利益になること。
日本のブライダル事業はあり方が固定化しすぎていて、
そのために結婚式を挙げられない新郎新婦が大勢います。
だからこそ、このサービスを世の中に広げていくことで、
まず日本で既成の結婚式のあり方、価値観を変えることが必要なのです。
会社として世の中に良き影響を何か一つでも残せなければ、
仕事をする意味もない、という心構えでいますので、
5年スパンで大きな目標に近づいていきたいです。

自分が好きになれる人と働きたい

求める人物像という部分において、これまでの採用でもそうしてきたのですが、
結局、私がその人を好きになれるかどうか、ということを一番重視しています。
サービス業かどうかに関わらず、
仕事というのは人との関わりあいの中で生まれるものです。
社内コミュニケ―ションという部分はやはり重要で、
そこで心ある付き合いの出来る人間と働きたいと強く思っています。

出身大学や職歴、能力も問いません。
私自身、初めからブライダル業界でスタートしたわけではありませんし、
この事業にたどり着くまでに色々な厳しい時期を通り抜けてきました。
これからも社会はどんどん変わっていくでしょう。
会社を存続させていかなければいけない時、
一番頼りになるのは、特定の能力を持っている人ではありません。
ハートの部分で通底している人です。
これから会社を大きくしていくなかで、気持ちを通じ合わせて走れる人であれば
私たちと共に成長していけるはずです。

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