株式会社ERUTLUC 代表取締役 鈴木良和


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代表取締役 鈴木良和

代表取締役 鈴木良和

設立 2007年4月9日
事業内容
    • バスケットボール教室
    • バスケットボールキャンプ
    • 指導者講習会
会社HP http://basketballtutor.com/

小学生の時、転校後にバスケと出会う。

もともと住んでいた下館という町でサッカーのスポーツ少年団に入っていましたが、
小学4年生の時に転校することになり、
転校先にはサッカーのチームはなくバスケのスポーツ少年団があったのでそこに入団しました。
そこで、山家先生、小林先生という学校の先生方にバスケットボールの楽しさを教えてもらいました。
その地区の中学は県内でも名門の中学校で、そこで稲葉先生と出会ったのです。
この方は、全国優勝経験をしていて茨城県の選抜チームのヘッドコーチをしているほどでした。
ご自身はそもそも野球をやっていた方で、バスケ未経験。
それなのに結果を残していて、私は素直に「すごい」と感じたのです。
また非常にバスケの勉強をしていて、強い高校のチームまで観察にいくなど熱心な方でした。
どんなスポーツでも言えることですが、「一生懸命に取り組むこと」がとても大事です。
それを伝えることが出来る、「成功哲学」を体現するような先生だったと思います。
それから私もいつか教師になって、全国へ導ける先生になりたいと夢を持つようになりましたね。
そして私は大学で、日高先生と出会い指導を受けます。
日高先生は筑波大学を優勝に導くような実績もありながら、
指導者の育成に尽力されている方で、
指導方法や知識も日本トップクラスの先生です。
論じて教えるだけでなく、体の感覚を伝えるのが絶妙な指導法でした。
そして、選手を惹きつける魅力的な指導でした。
この時、日高先生のような指導を多くの子どもたちに伝えられたらいいな、と思ったのです。
日本一の指導者ではなく、
日本一指導者を育てる指導者へと夢が変わった瞬間でした。
それから大学院に進学、そこで大学の教授を目指すようになります。

学費を稼ぐために自分で始めた家庭教師

大学院にいた私は、学費を払わないといけないと考えました。
自分が好きで選んだ道でしたからね。
それで勉強の家庭教師をしようと思ったのです。
それから家庭教師募集のホームページを作り、
途中で勉強ではなく「バスケ教えます」と掲げたら面白いかもと思いました。
それが弊社の始まりです。
当時、起業することになるとは全く考えていませんでしたけどね(笑)

そもそも私は夢を1つ捨てていました。
それは、子どもに教えること。
子どもに教えることが好きで学校の先生を目指していたのですが、
大学の教授を目指した時その想いをあきらめることにしたのです。
しかしこの「バスケットボールの家庭教師」という事業をやっていくうちに、
子どもに教えることを追求しながら指導者を育てることもできる。
2つの夢を追いかけることが出来ると感じました。
バスケの家庭教師という道が、
「人生を賭けるだけの価値がある」
と思ったのです。

そこから、本格的に指導の勉強をはじめます。
あらゆる本を読み、講習会に参加し、情報を整理していきました。
指導を受けている頃には感じなかった難しさが、勉強するにつれて分かってきます。
指導というのはとても深い世界でした。
また、事業を興すこと、経営することも学ばなければなりませんでした。
学生時代にバイトをしていた会社の社長さんにアドバイスをいただいたり、様々な本を読んだりして、
とにかく成功している企業の特徴などを読み、真似することから始めました。

一流コーチの輩出とスポーツ教育

優秀な指導者としての、絶対的条件があります。
それは、「魅力」と「エネルギー」です。
魅力というのは人を惹きつける力です。
またエネルギーがある人は魅力なのですよ。
どれだけ自分の伝えたいことを、情熱を通して相手に伝えられるのか。
それが重要なのです。

どれが正しい指導方法というのはありません。
「1+2=?」と問われたら、3が唯一の答えで、それ以外は間違いです。
しかし、指導法というのは○+▲×◇÷☆=100といった具合で、
選手達を目的地に導くために様々な方法が選べるので、様々な答えが存在するのです。
人は影響を受け合って成長していきます。
子どもによって自分の指導法に合う、合わないも出てくるものです。
人は、あらゆる存在になれるわけではないですからね。
だから、正しいとか正しくないというのは答えを出しずらい問いで、
間違いなく正しいと言えることは、魅力やエネルギーはないよりあった方がいい。
これは間違いがないということなのです。

子どもたちに指導するにあたって1番難しいのは、「その気にさせること」です。
結局のところ、子どもたちが求めているレベルまでしかいけませんからね。
それなのに、私たちが「勝つ」ことだけを意識してしまって子どもたちに無理な要求をしてしまうと、
過度に追い込んでしまいます。
それは指導の失敗につながるのです。
そこで、弊社が求めているのは、
「それぞれが成り得る、最高の自分に成れること」
なのです。
全員が全員、日本代表を目指しているわけではないですから、
子どもの最高を引き出すことが、私たちの役目なのです。

情熱を持った人が集まる

弊社は、「いいコーチになりたい」「コーチとして成長したい」という想いをもつ人しか入れません。
そういった頑張っている人たちに、機会を与えているだけなのです。
「あのコーチにもう1度教わりたい。」
そう思われる指導をするからこそ、お金を頂くだけの価値がでるわけです。
なので、お金が前提としての考え方ではありません。
それが弊社の理念でもあるのです。
勉強したい、自分を成長させたい。
その気持ちがないと、いい指導者にはなれません。

弊社はコーチの人数が多いことも強みだと思っています。
選手20、30人にコーチ1人は少なすぎると思っていて、
我々は約10名に最低1人はコーチがいるようにしています。
この仕組みだと子どもたちは指導者が多くて助かりますし、
指導者は先輩の指導者を見ることで成長できますから。
ただ弱い点として、施設の確保がありますね。
我々はパソコンでいうソフトウェアの会社なんです。
ハードウェア会社は体育館の管理会社などで、私たちは指導者というソフトなのです。
いま、地域総合型スポーツクラブなどの団体との連携が増えてきているのは、
ハードは持っているけどソフトがないという団体と相乗効果的な関係を築けているからです。

打倒「夢の国」

「ゲームに没頭する子ども」や「学習塾で勉強する子ども」、
「スポーツに没頭する子ども」で考えた時、
文明が高度に発展し続ける未来においては
スポーツに没頭する子どもがポジティブな社会に最も貢献出来ると思っています。
これからの時代、バーチャルな世界は広がっていきます。
便利さや生産性を高めること自体を否定するつもりはありませんが、
そういった方向に加速した社会で育つ子どもたちは
どんな大人になってどんな社会を作るんだろうという不安を感じています。
チームスポーツというのは同じ空間で、いろんな人と触れ合うことが必要になります。
バーチャルにはない価値をスポーツの空間は持っています。
だからこそ私たちは、学習塾よりも将来的な価値があり、
ゲームよりも楽しいと思えるスポーツ空間を作ろうと活動しています。
それに成功すれば、未来がもつ子どもたちの「人間らしさの欠如」みたいなリスクを
スポーツの現場からサポートしていけるんじゃないかと考えているのです。
私たちのライバルは、ディズニーです。
ディズニーは年間3200万人の来場者がいて、
私たちは年間5、6万人の子どもたちを相手にしています。
私が生きている時代には達成しないことかも知れませんが、100年以内には追い越していたいですね。
そのためには、3万教室必要で指導者は6千人必要なのです。
現在、バスケ教室を立ち上げられる社員は約10人。
まだまだ成し遂げられていません。
いつかこの目標を必ず達成したいですね。

人生は時間だ

「人生は時間で出来ている」と考えています。
満足して死ぬには、人生をどのような時間で過ごしてきたのかが大切なのです。
学生の頃の時間は、何に使うかがほぼ決められていて、
自分で選択しているという実感もないと思います。
人生の時間のおよそ半分は、仕事と家庭で出来ているのです。
なので、どんな仕事をするのか。
どんな家庭を持つのかで、自分の人生はどうだったのか決まりますし、それは選択できるのです。
また、仕事を選ぶときに「何となく」や「駄目なら転職しよう」など考えていると、
あまり上手くいかないと思いますね。
自分に合う会社が他にあるから、合わない会社は辞めてしまおう、というのは、
自分を変える要素が“0”なのですよ。
つまり、自分を変える気がないのです。
それでは自分に合うところが見つかるまで転職し続けなければならない。
残念ながら、会社というオーケストラが、
あなたという個人のために楽譜を変えることはないんです。
自分に合う会社があるはずだという前提が甘い考えで、
好みの曲調の楽譜は選べると思いますが、
選んだあとにはそのオーケストラのやり方の中で自分を変えていく必要があるわけです。
仕事は大変なことだらけです。
だからこそ、
「この会社に自分の人生という時間を使ってもいい」
と思う場所に行ってください。
それが会社にとっても、自分にとっても良いことですから。
情熱をもって仕事に取り組んでください。
それがきっと、人生の最後に
「満足のいく人生だった!」
と充実感を感じるために最も重要なことです。

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