株式会社JP Links 代表取締役 中村景太


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代表取締役 中村景太

代表取締役 中村景太

設立 2012年4月
事業内容
    • IT金融ソリューション事業
    • 情報システムに関するソフトウェア開発事業
    • IT金融決済・回収に関する決済代行事業
会社HP http://jplinks.com/

起業のための修行経験

起業を意識し始めたのは、大学4年の就職活動のころ。

小学校から野球部に入り、
ゴリゴリ体育会系の人生を歩んできました。
そのため将来は野球でご飯を食べていくと考えていました。

ところが大学4年の夏に大怪我をしてしまい、
その夢をあきらめざるを得なくなりました。

しかし、時期が時期なだけに、
周りの友達はほとんど就職がきまり、
採用活動を続けている会社がほとんどなかったんです。

そこで私がとった行動は飛び込み訪問。
会社のビル下で電話をかけ、
「今から行きます!」と伝え、無理やり面接をしてもらいました。笑

こうして私は生命保険会社に入社。約10年勤めました。
生命保険に関心を持ったのは、
各店舗を任せてもらえる「営業所経営」に魅かれたから。
起業のためのスキルが手取り早く学べると確信していたからです。

ただ、あくまで生命保険会社は修行の一環。

根っからの体育会系だったので、
「先輩の指示」が絶対の世界にずっと身を置いていたわけですが、
そこに学ぶことは多かった半面、
社会人になっても誰かに指示され続けるのは嫌だなと感じていたんです。

自分がトップに立ちたいと考えていたのですが、
起業家であった父から「10年勤めないで物事を語るな」
と言われていたので、悶々としながらも続けましたね。

さらなる高みを目指すために転職を

起業を見据え、
金融についてもっと深堀したいと都市銀行に転職。

新しい世界に身を置いて技術や知識をぶことで、
起業の際に、失敗する確率を減らせたらと思ったのです。

私が社会に出て働き始めたころは、バブルがはじける寸前。
大手銀行が次々とつぶれ、
それまで金融業界では考えられなかったようなニュースがたくさん起き、
「金融ビッグバン」の改革が進められたタイミングでした。

自由化の影響もあって、
銀行の窓口で、投資も証券も外貨も、定期預金も取り扱うようになって、
新しいことがどんどん始まりました。

その後さらに転職をし、
次に勤めたのは通信系の営業会社でした。

目標と結果がシビアに給与に反映される世界で、
結果にコミットすることの充実感を学べましたね。

きっかけは東日本大震災

こうして最終的に起業を後押ししたのは、
1995年の阪神淡路大震災のときから持ち続けていた
何もできなかったという自責の念と、
次に起きたときは何かやってやるという思い。

そうした中、そろそろ起業しようかと考えているときに
2011年3月11日の東日本大震災が起きました。

震災後に違和感を感じたのは、
夏の花火大会までも中止にしてしまう異常なまでの「自粛」ムードです。

このままでは、日本の経済活動がどんどん萎縮してしまう、
と危機感を覚えました。

そして、自粛してばかりでなく、
日本の経済を立て直すことでできる復興支援の形もあるのではないか、と
宮城で起業することを決めました。

自粛した時間を過ごして、震災の影響を受けた方に何も出来ないよりは、
なにか目に見える形として復興したいと考えたのです。

ちゃんとお金をつくり消費する。
そして、震災の被害を受けた人にしっかりお金や物資を回すことが復興につながる。
「やるなら今だ。」と思ったんです。

また、私には2人の子供がいますが、
彼らに胸をはって仕事の中身を話せるようになりたいという気持ちもありました。
それまで、保険会社の前を通ると子どもたちが
「ここパパが働いてた会社」と言いますが、
「どんなことしてるの?」と聞かれたときに
「人のお金を一生懸命数えて、それを元に戻してるんだよ」なんて言えません。

男として、人間として、
世の中や社会に足跡を残すことができる仕事がしたくて、
このタイミングであえて一歩前にでました。

筋肉質な企業体へ

JPLinksの軸となる事業は、
企業を対象とした「送金代行サービス」です。

社内外の商取引で増えていく銀行振込の手数料は軽視できない額な上、
管理するための人件費もかかってしまいます。
「銀行は振込手数料を安くしてくれないし、どうにかこのコストを削減する方法はないだろうか」。
そう考える人は多いと思います。

従来、どうにもできないと思われてきた課題を解決するために
このサービスが生まれました。
目に見える金銭的なコスト削減だけでなく、
作業効率なども視野に入れた削減サービスの提供に努めています。

これは、銀行に勤めていながら、
銀行の手数料の価格設定に疑問を感じていたことに端を発します。

電化製品を買うのに店頭で交渉する人は多くいるのに、
銀行で手数料の金額交渉をする人がいないのはなぜでしょうか。
世の中に一人くらい「それ違うじゃん」と言い放って
ブラックボックスをなくしても良いのではないか。

そんな風に考え、もう少しディスカウントできるはず、と
試行錯誤を重ねながら、このサービスを実現させました。

経営人自らがコスト削減の実現に携わってもらえるような仕掛けも作り、
会社として無駄を削ぎ落とし、すぐに収益が出る筋肉質な体質の会社に変えたい、
という思いもあります。

JP Linksで働くことを誇りに思えるように

地元に根付いた会社であることを意識しています。

また、ITリテラシーが高くない顧客にも
シンプルで分かりやすく伝える点を重視しています。

まだまだ設立間もない小さい会社ですが、
5年後くらいには、日本中が知っている会社になって、
従業員がJP Linksで働いていることに誇りを持てるようになればと願っています。

私は、大学時代に経営などを学んだ経験もなく、
お金を稼いだこともありません。

また、私の会社のスタッフは、金融機関出身の人はいません。
でも、サービスは回っています。

だからこそ、新しく入ってきてくれる人には、
「一緒に成長したい!」と前向きな気持ちを持つ人に来て欲しいですね。
能力や資格などの背景を抜きに、
同じ方向へ向かって一生懸命に取り組める方であれば、
積極的に採用したいと考えています。

そもそもの動機が復興にあることから、
綺麗ごとではなく、できる限り雇用者を増やしていきたいです。

「後悔はぜったいにするから」

人生は一度きりです。

若いころはよく「後悔しないように生きろ」と言われたりしましたが、
後悔は絶対にするものです。

僕も多くの失敗と後悔を繰り返してきましたが、
逆に若い時は、後悔するくらい失敗を多くした方が良い。
20代は落ちるところまで落ちた方が、そのあと絶対に幸せになれます。

全力でやんちゃして経験値を高めた上で、
「こうしたい」「あれがしたい」と我儘なくらい
前向きに話せたら良いんじゃないでしょうか。

震災後に被災地で事業を興し、
ここで成長することができれば全国に向けて元気さを思いきりアピールできると思い、
会社を立ち上げました。

顧客の声を真摯に受け止め、
適切な改善を加えていくことで、
ビジョンを具現化していきたいです。

そんな魅力ある着地点を目指していますが、
そこに少しでも「面白そう」と感じたら、
JP Linksの門を叩いてみてください。

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