株式会社UNIWORX 代表取締役 小椋巧


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代表取締役 小椋巧

代表取締役 小椋巧

設立 2003年9月1日
事業内容
    • Webソリューション
    • ITソリューション
    • EC事業
    • システム構築
会社HP http://www.uniworx.co.jp

やりたかった事業とは異なる事業からのスタート

今でこそ経営者の立場に立っていますが、
昔からそんなになりたいと思っていたわけではありませんでした。
前職ではシステム開発などを行う会社で働いており、
たまたまそこで知り合ったメンバーと
「社内ベンチャーみたいなことをやりたいね」
と話してはいましたが、
会社から認められず、休日に活動していた程度でした。
するとある時、
メンバーの中の親戚から投資をしてもらえるチャンスがあり、
休眠会社まで提供されて、
会社をスタートさせられることになったんです。

やりたかった事業はウエディング系のSNS事業。
友人の結婚式で知り合って結ばれるカップルの話をよく聞きますが、
「新郎新婦の友達同士でコミュニケーションを取れる場ができたら面白いね」
とメンバー同士で話し合っていました。
そこで知り合ったことにより、
永遠に結ばれる可能性が高いカップルが生まれ、
結婚を見据えた保険や引っ越しなどの需要も拾うことができる…。
良い仕組みだと思いました。

ところが、構想中のアイディアを話したところ、
大手ウエディング業者から「ウチの傘下に入ってやりませんか」と打診がありました。
「せっかく独立できたのに、どうして身を売らなきゃいけないんだ」
と断りを入れました。
当時はまだ社会や会社の仕組みなどにも疎かった時でしたから、
よく分からなかったんでしょうね。
今考えれば良い話だったようにも思いますが(笑)。
結果、サービスを売ってもらえなくなって、
食いつなぐためにやむなく企業のホームページ制作やシステム開発をしていったことが
今の事業のベースとなっています。

継続と人が成功の鍵

「UNIWORX」という社名には、
universal、union、worldなどの意味を含んでおり、
世界で自分たちにしかできないことを仕事にしたいという思いを込めました。
オーナー社長こそ立てていましたが、
実質3人でスタートした会社でここまで来れたのは
多くの協力してくれた方々のおかげだと思っています。
人や縁のありがたみを痛感していますし、
人こそすべてだと思っています。

自分の中での成功の定義とは、
継続させること。
会社を10年、20年、30年と継続させていくには、
やっぱり人が大事です。
一緒に働く社員は当たり前のこと、
仕事をくれるクライアントの方、事業をサポートしてくれる方々など、
多くの方々に支えられていることを感じずにはいられません。

そういう話をするとあまりITベンチャーらしくないとよく言われます。
IT企業というと、
どうしてもポッと出て、急成長をして荒稼ぎをするイメージがあるからでしょうか(笑)。
しかし、この仕事の内容こそ、モノを売る商売ではないですから、
考える人などの「人」が大事なのは言うまでもありません。

上司である私が社員のためにできることと言えば
「経験を積ませること」と
「仕事を通じて視野を広げさせること」しかありません。
だから部下や働く社員には仕事を通じてたくさん経験を積んでもらいたいと思っています。
また、指導する立場として気をつけているのが
「怒る」ということと「叱る」の違いです。
怒るのはただ単に感情的になること、
叱ることは愛情を含んでいること。
下の者は上を見ていますから、
模範の存在でいられるようにしていたいですね。
独立してからは食べていくために勢いで突っ走ってきた部分もありましたが、
10年を過ぎて人と継続することの重要性を意識的に問いただすようにしています。

WebソリューションとITソリューション

とは言っても私が社長の座に就いてからまだ1年も経っていません。
これまでずっとオーナー社長がいましたが、
昨年思い切って株式を買い取って代表となる決断をしました。
やはり、社長という責任ある立場に立って行う会社経営と、
一介の社員のような意識での経営とでは重みが全然違います。
自ら責任を背負う苦渋の決断をしましたが、
社長に就任してからの方が支援してくれる応援団が増えましたね。
応援団が増えると必要とされているという喜びを感じますし、
「頑張ろう」と思いますよね。

そんな当社の事業内容は
HP制作などのWebソリューションとIT活用のお手伝いをするITソリューションです。
Webソリューションでは、
HP制作のデザイン力はもちろん、
リスティング広告やSEO対策、アクセス解析まで、
ワンストップでサービスを提供しています。
HPはただ作って終わりでは効果が期待できませんから、
徹底した調査、分析を行い、
どうしたら効果を生むHPを制作できるかにこだわっています。

またワンストップでサービスを提供できるのは
ITソリューションの分野でも同様。
細かなヒアリングから現状を把握し、企画、提案を行い、
要望に応えられるサービスを提供しています。
業務を簡略化してくれる業務システムの開発から、これからITを導入される企業まで、
ITの活用度合いに応じて対応をさせてもらっています。
とにかく、ITの力を利用して
ビジネスをよりスムーズに行えるようにするのが役目だと思っています。

地方から海外へ…ITの力で活性化を

これからの会社のビジョンとしては成長を続けることはもちろん、
社員には余所へ行っても食べていけるような実力を身につけてほしいですね。
それはビジネススキルもそうだし、
人間的にも成長を重ねるということです。
決してスキルだけでなく、
人格が伴ったバランスの良い一人前のビジネスマンになってもらいたいんです。

大企業によくあることなんですが、
組織が巨大化すればするほど
社員とのコミュニケーションが希薄になってしまう話をよく耳にします。
「会社や社長は何を考えているんだろう?」と思われていたら、
意思疎通が図れず、どうしても溝が生じてしまいます。
だから指導する立場の者が積極的にコミュニケーションを図り、
日頃から風通しをよくしておくことが大事。
私の場合、出向している社員などもいるのですが、
ランチをとるなど、話し合うような機会を積極的に作ることにしています。
「人」に支えられ、
「人」を大事にしてきた私なりの決め事です。

秋田には事業所があり、沖縄にも子会社がありますが、地方はすべて現地採用。
地方には伝統芸能や、農業など、
守っていかなければいけない文化がたくさんあるのですが、
いい解決策を見つけられずにいました。
そこで、我々のITの力を使って宣伝したり、集客する仕組みを構築できたら、
地方活性化の一翼を担えるのではないかと思ったからです。
ゆくゆくは海外へも展開して、
地方発のメイドインジャパンをもっと広められたら理想的です。

通販サイトの運営もしていますが、
ネット通販にありがちな低価格で勝負するのではなく、
良いものに付加価値をつけて販売する方向性を考えるようにしています。
専門分野はITですが、あくまでも手段の一つとして捉え、
リアルベースで考えた事業展開を進めていくつもりです。

自分でリスクをとって前に

求める人物は自立型の人間。
当たり前のようで、意外と理解していない人が多いのですが、
人生はすべて自分の決断によるものです。
それを人のせいにするから不平不満が生まれるのです。
仕事でもプライベートでも
自分の決断に責任を持って物事に向かい合うことができる人が良いですね。

新規事業を展開する際に重視しているのは、
儲けることよりも世の中の役に立ちそうかどうか。
その思いに共感してもらえる人と一緒に仕事をしたいですね。
コスト競争、価格競争は中小企業には限界があります。
中小企業の生命線はオリジナリティだと思っているので、
いかに付加価値を加えられるかで勝負していく方が良いと思っています。

当社は新規事業の起ち上げも大賛成です。
基本的に社員の「やりたい」という声に反対するつもりはありません。
きちんと声をあげてくれれば、会社としてもサポートできるだけしますし、
成果が伴えばきちんと報酬も与えます。

自発的に仕事に取り組む姿勢を身につければ、
いろいろなことが自分の力になっていきます。
どんな仕事でもどうやったら自分の思いをのせることができるかを
一生懸命に考えてほしいです。
それが付加価値に繋がると信じていますから。

「自分でやるぞ」という気持ちを持って取り組むことが
道を開く最適な方法だと思います。
自分の人生、思い切り楽しんで下さい。

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