代表取締役 佐橋 正行

代表取締役 佐橋 正行

設立 2006年9月1日
事業内容
    • ソフトウェア開発事業
    • ソフトウェア検証・評価事業
    • ネットワーク事業
会社HP http://www.sys-coms.jp

パソコンも知らずに飛び込んだIT業界

元ホスト。
そして現在では会社を経営。
今、当時の僕には、想像もできなかった毎日を送っています。

転機となったのは、たまたま目にした求人広告。
「プログラマー・SEの募集」の文字でした。
「プログラマー?」「SE?」なんかカッコ良い響きだけど、何だ?
そこで迷わず電話をし、面接にこぎつけました。
今ならきっと躊躇するでしょうね。
なんせ当時は、パソコンを触ったことさえなかったのですから。

面接で社長に言われた言葉は、今でもよく覚えています。
「ハードウェアとソフトウェアの違いってわかる?」
僕の頭の中には、堅い?柔らかい?くらいしか浮かばなかった…。
でも、やる気があることだけは、精一杯伝えたんですよ。
結果は…もちろん…落ちましたけど!(笑)

それから工場に勤め、半年たった頃のことです。
落ちたはずの会社から、突然電話がかかってきたんです。
営業兼技術者で雇うことにしたから、来月から来てねと。
まさかの採用!
印象だけは残ってたみたいですね。
それがIT業界との出会いとなりました。

社員のための会社を創りたい

入社した会社は、当時7名ほどの小さなベンチャー企業でした。
それが、4、5年後には、70名以上に。
その時、僕は取締役副社長になっていました。

ITとは全く無縁のまま、出社した1日目。
パソコンの電源のいれ方がわからない…。
そう、実はパソコンを初めて触った日でもありました。

そんな僕が、いつしかホームページが作れるようになるまでになったのは、
周りの支えがあったから。
社員の方と、とことんコミュニケーションをとり、
常に聞くことができる環境作りをしてきた結果でもありました。
その後、インターネットを使って、自分で調べるという術を身に付けてからは
さらに早いスピードで覚えていくことができました。
必要にかられて、やるしかなかったんです。

それから2年後、32歳で独立。
役員のためではなく、社員のための会社を実現したい。
みんなの夢を叶えられる会社を創りたい。
その思いを胸に、2006年にシステムコミュニケーションズ株式会社を設立しました。

一生巡り会えないような会社

4名で創業したシステムコミュニケーションズ。
7年経った今では100名を超えるまでに成長しました。
現在、リーダーが6名程いるのですが、「想い」を持って活動してくれています。
当然、その姿を見ているメンバーも同じ気持ちを持ってくれていると思いますよ。

今、月に1回は必ず全体ミーティングをしているのですが、
それは、ただのミーティングではありません。
「本気の話し合いの場」となっています。
例えば、モチベーションが下がっているメンバーがいるとします。
その一人の子をなんとかするために、解決方法を見出すために、
みんな何時間でも話あうんです。
現場でハードワークをした後に集まる、夜からのミーティング。
みんな、へとへとのはずなのに…。
そんな会社ってなかなか無いと思うんですよね。
本当にすばらしい会社だと思います。

そして今、
「100年後も笑っていられる会社になろう」
これが、みんなのスローガンになっています。
これを達成するには、みんなが同じ想いを持つことが重要です。
経歴も性格も違う人たちが、一緒に事業をやっているのですから、
時にひずみが出ることってあると思うんです。
でも、普段からコミュニケーションをとり、同じ方向さえ向いていたら、
話し合いで全て解決していけると思います。

今、それが、できるメンバーがうちには揃っています。
こんなメンバーに巡り合えた僕は本当に幸せ者ですね。

夢を実現するためのベンチャー支援制度

夢を実現できる会社でありたい。
これを実践するために、弊社には社内ベンチャー支援制度があります。
これは、メンバーから上がってくる新規事業に対して、
資金と経営ノウハウを支援する制度です。

実際に、この制度から新会社のダイナーパートナーズ株式会社が生まれ、
2011年に飲食店「Garden M’s」をオープンしました。
そして、IT系で言えば、アンドロイドのソフトウェア開発もリリースしたばかり。
また、近い将来、個人で行っている不動産オーナー業の企業化も予定しています。
他にも、ホテル業や旅館業などなどなどなど・・・夢はつきません!!

このように、ITとは全く関係ない事業もある。
システム開発やサポートを手がける、いわゆるIT企業では珍しいかもしれません。
これらの事業を分社化し、
「衣・食・住、遊び、仕事」の全てが揃う企業体を目指しているのです。
そして、その先の目標は上場です。
上場できるかどうかは、まだ先の話かもしれません。
でも成し遂げられるメンバー、仲間に出会えたましたので、
あとは、その実現に向け、
ベンチャー支援制度でそのチャンスを補っていきたいと思っています。

弊社では、設立から5年先の夢、新規事業を「希望」。
設立から10年先の夢、上場を「野望」。
と呼んでいます。
この希望と野望を持っていることが、
みんなで同じ方向を見ていくうえで、重要なものになっていて、
当社のロゴマークにもその意味が込められています。
「黄色が希望」「紫色が野望」

想いを共感してくれる人

僕は採用面接でも、想いや夢をとことん語ります。
経歴は最初に少し聞く程度。
経験の有無も、学歴も全く気にしません。
ですから、弊社のメンバーは、おもしろいほど、様々な経歴の人が揃っています。
印刷会社だった人もいれば、電機屋さん、コピー機等のカスタマーエンジニア、
ジュースの補充業務などなど、ITとは全く無縁だった人達ばかりなんですよ。

それは、経験以上に、大切にしていることがあるからです。
想いに共感してくれる人に入ってきてほしいと思っています。
仮に技術的に優秀な人が入ったとしても、
想いが一緒でなければ、同じ方向を見ることができませんよね。
どれだけ多くの人をいい意味で巻き込んでいけるか。
そして、同じ気持ちで闘っていける仲間と何人巡り合えるか。
それが、一番大切なことなのです。

IT会社でありながら、IT会社ではない!?
このシステムコミュニケーションという船に乗り、
一緒に冒険をできる方を私たちは待っています。
そして、夢を語り、前を向いて歩いていけば、必ず夢が叶うはず。
僕は信じています。