代表取締役社長 西坂 勇人

代表取締役社長 西坂 勇人

設立 2005年6月20日
事業内容
    • 施工関連サービス提供
    • 介護事業者向けサービス提供
会社HP http://gc-story.com/

何のために大学に行くのか?

高校を卒業する頃、私は人生について悩んでいました。
「何のために生きるのか」「何のために」と
様々なことを考えていましたね。
その中の一つの疑問が「何のために大学に行くのか」でした。
当時は、「行く必要は無い」と私は考えていたので。

しかし、その考えの中には受験が嫌だから、
といった理由が含まれているのではないか、
それは逃げることではないか、
とも考えたんです。
ならば、大学に入ってそこからもう一度考え直そうと思いました。
だからといって、何となくで大学に入り
親に迷惑をかけるわけには行かないと思った私は、
地元の国立大学を目指し、そして1年の浪人の末に入学をしたんです。

そもそもこういった「何のために」と考えるようになったのは、
高校で出会った個性的な友人たちの影響でした。
「人生は自由に考えて良い」
その考えは、中学まで誰かが作ったレールを走っていた私にとって衝撃となったのです。
私の転機はここで訪れていたんですね。

社内の新規事業から起業

私はもともと起業に興味は無く、
看板資材を取り扱う中小企業で働いていました。
そこでは社内新規事業を作っていて、
会社内の立ち位置では影響力を持っている社員でした。
新規事業はお金をかけなくても出来ること、
そのため私は様々なことに挑戦をしていましたね。
例えば、デザインに興味を持つ主婦の方を募集し、
弊社内のデザイン担当の指導後、
依頼に応じたデザインを自宅で作業をして頂くなどの新規事業をやっていました。
この方法ですと、弊社にかかる費用は「0」ですから。

しかし当時は、「商社不要論」と言われていた時代でした。
では何故こう言われてしまっていたのか、
それは「商社に変わる代替案がある」ということ。
ならば、そのポジションを取ればいいと考えた私は、
“キー”となる部分を探しました。
その回答が、買う側の「会員組織化」でした。
これは誰もやっていなかったこともあり、
早速取り掛かり事業を拡大させていったのです。

事業が形になってきた頃、周りには若い人たちがいました。
しかし、その方たちは雇用されていたわけではなかったんです。
つまり“無償”で手伝ってくれていた。
それに私は疑問を抱き、社長に相談をさせて頂くと、
社宅の1室を貸して頂けたんです。
そして私はそこに事業と共に移り、独立することとなりました。

「貢献」のための成長

究極の質問というのは、
「人生は何のためにあるのか」
「何のために生まれてきたのか」だと思います。
それが高校から、起業するまでずっと頭に残っていた。
起業というのも、手段であり、何かの目的でしかないものです。
では一体その目的とは何か。

様々な人と出会い、経験し行き着いた先にあった私が出した答えは、
「貢献のための成長」でした。

では、貢献のための成長を体現するために必要なこととは何か。
これからの時代はどうなのかと考えると、
人は滅びの道を歩んでいると私は考えています。
私自身、最初に起業して10年足らずですが、
経済活動の最前線にいる者として、その思いは日増しに強くなっています。
それを考えると、これから生まれてくる子達はもっと酷い目に合うことは確実です。
ならば、何かを残したい。
そしてそれを体現するための方法を小さくしたのが、会社です。

世界のモデルケースとなる会社へ

私は会社を人類全体のモデルケースにしたいイメージがあるんですよ。
そして今の私が出来ることというのは、
「社長を変えること」だと考えています。
社長によって、社員というのは左右されてしまいます。
しかし、しっかりとした考えを持たない社長も
多くいると感じているんですよ。
特に、お金を儲ける事が全てではありません。
そういった考えを変えるきっかけを作っていけたらと思っています。

そしてそれほどの影響力を及ぼすためには、
弊社が実績を持つ相当な規模にならないと話を聞いてくれません。
なので、それを実現するためには、
弊社が地球の縮小版だと言われるほどまでにならないといけない。
それは非常に難しいことなのかも知れませんが、
目的に向かうために必要であるならば
挑戦をしていきたいと考えています。
そしてこれからの子供や孫、ひ孫などに、何かを残したい。
その子達に恥じない生き方をしたいですね。

想いへの共感

求める人材はやはり、貢献の形を体現する想いがある人なのですが、
実際はその想いが無くても、弊社に関わることで、
感化し考えが変わる会社にしていかないといけないと考えています。
なので、本来は誰でも受けられる会社が理想なんです。
しかし、現在は力不足で実現することが出来ません。

理念を掲げ、その方向に突き進む会社というのは、
実は非常に難しいことなんですよ。
想いだけでは駄目で、地力が必要になってきます。
特に弊社で行われている事業というのは
楽なものは無く、
想いだけ先行していると「自分は役に立たないのでは」と、
苦しんでしまう方も出てきてしまうと思います。
だからこそ、最初の地力は現在必要になってきます。

弊社はまだまだ力不足。
しかし、誰でも活躍できる場を作りたい。
その考えは変わることはありません。
そしてその考えを体現するために、
その想いに共感する人材を求めています。

学生へのメッセージ

「自分の中で考えること」が一番大切だと思います。
特に情報というのは、
コントロールされている時代の中で
本質を見つけ出すというのは難しいんです。
なので、自分で探すしかないわけですが、
探し方も周りの大人の人に聞いていてはいけません。
それもまたコントロールされているわけですから。
非常に難しい立場にいることを、
今の学生は理解しないといけないんです。

では、本質を見抜くためにはどうすればいいのか、ということですが、
昔から伝わる歴史に関わる本を読むことだと思います。
本というのは難しく、最近出版された本と過去に出版された本に、
本質的な違いはありません。
しかし、当時の時代背景や科学技術の発展度合等を考えると、
中身の価値は全く違うものになるんです。
そういった違いを理解し、感じる必要があります。
そのために、過去の偉人伝のような本や考え方を学ぶ上で、
宗教の変遷等の本などを読み比べ、
「正義の反対は違う正義である」
ということを感じていかないといけません。

本質を考え捉える人。
誰かのために何かのために何かをしようとする人。
その想いを持つ人たちが、
これからを作っていくと思います。