代表取締役 谷中 教隆

代表取締役 谷中 教隆

設立 2008年7月1日
事業内容
    • 経営・人事労務に関する総合コンサルティグ事業
    • 企業経営上のリスク・マネジメントコンサルティング事業
    • 企業に対する経営の判断及び総合診断
    • マーケティングリサーチ及び経営情報の調査業務
会社HP http://www.radia.co.jp/

トータル的なサポートを

一番最初に勤めることになった物販会社で経理部に所属していた時、
一つの企業ではなく、もっとたくさんの企業に触れてみたいと感じました。
そして税理士事務所で働いているうちに、もっと大きな企業に携わりたいとも思いました。
会計系のコンサルティング会社に転職をし、
そこでコンサルティング業に携わることなかで、
もっと困っている人たちの近くでサポートしたいという気持ちが強くなりました。

もともと、学生時代に当時よく一緒にいた仲間たちと
「独立するなら20代のうちにしたいよね」と笑いながら話していたくらい、
独立願望がそれほど大きかったわけではありません。
たまたま、
「やりたいことをやるには自分で起業するしかない」と
強く思うタイミングが20代最後の年だったということで学生時代を思い出し、
これもなにかの縁ということで、
自ら会社を興してみよういう気持ちに至りました。

現場主義

一般的にコンサルティングというと、
ある程度の責任者に対して方向性を示しながら、企業を導いていく手法をとります。

私が起業してまでしたかったことは、
責任者の方だけに方針を示すのでなく、
直接業務に携わっている方からもお話を聞いて、サポートしていきたいということです。

実際、日々業務に追われているときの方が、現状の問題点を知っています。
また、方向性だけでは上手くいかないことも多いです。
具体的な方法の提案が必要な時に、
一般論や理想論ではなく、
それぞれの企業に合った方法を提案するためには、
その企業の業務の概略を知っておく必要があります。
ですから、独立当初から現場へ行って、業務に関わっている方々に
直接会って話をきくというスタイルを貫いています。

思考通訳

業務の責任者と
実際に業務を行っている方や各セクションの担当者と経営者の間で、
進みたい方向性がずれてしまっていたり、
たとえ同じ方向へ向かっていても、
具体的に実施していく段階で違った方向へ進んでしまうことは、よくあることです。
また、監査法人や、税理士事務所、弁護士といった専門家が指摘することに対して、
企業として具体的にどのように対応すればよいのかイメージしにくいこともよくあります。

専門家が伝えるのは、企業にとっての理想です。
あるべき姿に対して企業がどのように対応するかを具体的には教えてくれません。
良い意味でも悪い意味でも白黒がはっきりしています。
しかし、受け取る側の企業にとっては、
本当に悪い部分はどこなのかが見えにくくなってしまいます。

企業に勤める人々が同じ方向に進めるように、
専門家の指摘が企業にとってプラスになるように、
それぞれの間に入ることで、本当に必要なことは何であるかを伝えています。

今後のビジョン

研修ひとつとっても、
新人研修は今でも行っているのですが、
最近は管理職研修、管理部門に対する研修の需要が多くなってきています。

そこで、ただ単に伝えていくのではなく、
参加者が自ら考え発案できるように、
心理学などをつかって
面白おかしくできる研修をどんどん広げていければなと考えています。

税務、労務、司法、会計といった基礎となる専門知識とは別に、
業務支援を行っていくうえで幅が拡がることに繋がるような
新しいことを取り入れていきたいと常に思っています。
人材紹介業や探偵業、心理学などを組み合わせた
他にはないサービスをしていきたいと考えているので、
そういった部分からのアプローチを今後のビジョンとして展開していくつもりです。

出来ないことに目を向けられるかどうか

私が一緒に働きたいと思うのは、
自分から考えることができる人や、行動をおこすことができる人です。
ただ行動をおこした時に確認がきちんとできなければいけません。
確認がとれないと自分の意志だけが暴走してしまうことになってしまいます。
報連相は、社会人の基本ですね。

また自信をもって仕事をすることはいいことですが、
変なプライドだけは持たないでほしいです。
過度な自信も禁物です。
自分自身でできることもたくさんあると思いますが、
できないことにきちんと目を向けられることというのが、大切になってくると思います。

できることに対して言うのであればよいのですが、
何に対しても「できます!」「やります!」といってしまって、
結果失敗してしまうというのでは、よくありませんよね。
ですからきちんと自分のできないことに対して目を向けられる人と一緒に働きたいですね。

あとは、人から呼ばれてはじめてコンサルタントになる思っています。
ですから、経営コンサルティングという言葉の響きだけに惹かれて
弊社に入りたいというのではなく、
弊社で何がしたいのか、自分はどういう道をいきたいのかという
自分自身のビジョンをしっかりもった人に来てもらいたいですね。