株式会社イシカワコーポレーション 代表取締役 寺田大介


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代表取締役 寺田大介

代表取締役 寺田大介

設立 昭和25年9月
事業内容
    • 物流・流通加工
    • データ演算処理
    • メーリングサービス
    • 人材派遣/ITエンジニア派遣
    • 企画・制作・コンサルティング
会社HP http://www.iskc.co.jp/

エンジニアから物流業界へ

私は元々エンジニア、今の我が社が根幹としている物流業界とは
縁がない世界で働いていました。
就職した当時は技術者としてのエンジニアの仕事と、
営業職とが半分ずつといった曖昧な仕事をこなす毎日を送っていました。
しかし元来の性格からか、この様な曖昧さに納得できず、
技術者なのか営業なのかをはっきりさせたいと考えたのです。
選んだのは営業職。
これが一度目の転職となり、ここではっきりと営業という物を学ぶ事が出来ましたね。

そして転職先で働いていたある日、
とある会社からの誘いを受けた事を一つのきっかけに、私は二度目の転職を行いました。
これが、今の我が社へ移った時期となりますね。
今まで働いていた職場はいわゆる大企業で、
このような中小企業で働くとはどのような事なのか、という所にも大いに興味を持っていました。
そこに、新しい楽しさがあるのではないかと感じていたのです。

とは言っても、そこは今まで触れたことのない業界。
分からない事も多く、苦労させられました。

利を生かした新しい仕事

初めに述べた通り、我が社が基本としているのは物流・発送代行です。
運送などは外注で行い、人の手による倉庫内での作業を行う事がメインとなっていました。
しかし、近年紙媒体の需要が減るに伴い、
物流の仕事のみでは立ち行かなくなる時期が来ると、危機感も感じていたのです。
そこで目を向けたのは人材の業界。
今はこの事業も伸び、様々な所への派遣を行っています。

日雇いなどと表現される派遣従業員が働く場所の一つに、
物流を扱う倉庫があるというのはなんとなくイメージが出来るかと思います。
我が社も例に漏れず派遣社員を借りて事業をしていました。
それならば、そこにあるニーズが分かっているという利を生かして派遣事業が出来ないか。
この考えから始まったものが今の人材事業なのです。
今でこそ多方面に社員を送る状態ですが、元々は江東区や江戸川区の倉庫に
人材を派遣するという所に特化して始まった事業なのです。

この事業が進むにつれ、派遣に対する法律等の知識も身に付き、
物流事業でのいろいろなお付き合いや過去の人脈を持っていたこともあり、
徐々に伸ばす事が出来、現在はITインフラエンジニア派遣に力を入れています。

ポリシーと強みを生かす

エンジニア派遣を始めた当初、派遣形態も様々で偽装請負などが問題視されていました。
近年は改善されてきていますが、我が社は当初から、
ポリシーとして自社の社員を派遣する事にこだわってきました。
だからこそ、コンプライアンスが厳しくなった現在も、
大手SI会社との直接契約も継続できています。

この様に人材業界の方では、私の元々の仕事の関係もあり、
人脈を構築する事が出来ているのですが、根幹となる物流業ではそうはいきません。
今までは黙っていても右肩上がりで成長してきた我が社ですが、
前述したとおり紙の需要低下によって、さらには競争の激化によって、
これから先に厳しい現状が待ち構えています。
我が社の長い歴史をどう引き継いでいくのか、どの様に人脈をつなげるか、
そしてこれからどの様な展開をしていけばいいか。
これらをしっかりと考え進めていかなければならないでしょう。
手作業でミスがなくセキュリティが守られているという、
長く続けられた強みを生かし会社の幹を担う部分をさらに太くしていこうと考えています。

一体感を作る

今我が社を作っているのは、幹となる物流、そして人材派遣業です。
これからは、この二つを重ねて相乗効果を生む事を目指していこうかと考えています。
どの様な仕事にも、これだけやっていれば正解という物はなく、
一つ一つ積み重ねていく事が大切。
その、今まで二つの業種で行ってきた積み重ねを、
うまく使っていく事を考えていかなけばならないのです。

その為に必要な事は「一体感作り」
上層部のみでなく下位組織にまで、いわゆる企業理念を浸透させる事を徹底したいと考えています。
企業理念は紙に書いて張っておくだけでは意味がありません。
働いている社員としっかりとコミュニケーションをとり、
理解してもらう事でようやく伝わるものなのではないでしょうか。
その考えから、下位組織のパートの人などを含め出来る限り直接会話をしていくように心がけています。
しかし、難しいのは派遣で外へ出てしまっている人々。
この社員たちに直接伝える事は難しく、その方法が一つの課題となっています。

チャレンジ精神と達成感

今、この業界は守りに入ったら敗北が待っています。
常に新しい事を考え前向きにチャレンジする事が必要で、
それでも横ばい状態という事も珍しくありません。
その為、我が社はチャレンジ精神を多く買って採用をしていきたいと考えています。
さらにコミュニケーション能力が重要で、
黙々と作業しているような職場を作ろうとは考えていません。
そして、我々の業界は比較的根性論が持ち出されることが多いです。
今の若い世代に受けるとは思わないですが、情熱を持った熱い人物。
これが受ける世界であり、体育会系な人が求められている現状です。

若い人たちは仕事に達成感を感じられるようにしてください。
言われたことをやるという事は簡単で安心できるかもしれません。
しかし、そこで得られる達成感は知れています。
個人個人で目標を持ちチャレンジしていく事。
そして、その目標を達成できた時に得られるものは、他では得難いものとなるでしょう。

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