代表取締役 井原 亨

代表取締役 井原 亨

設立 2004年11月11日
事業内容
    • レストランの経営、店舗開発、人材育成、コンサルティング、企画設計デザイン
    • 喫煙具、食料品、清涼飲料水、酒類、日用品雑貨の販売及び輸出入
    • フランチャイズ加盟店募集、加盟店営業指導に関するコンサルティング業務
    • 化粧品開発、企画、製造、卸し、医薬部外品、美容機器の販売及び輸出入
    •    

    • Web広告事業、情報配信及び提供
会社HP http://www.luxor-co.jp

世の中にない、独創的なものを生み出したい

「世の中にない個性的で独創的なものを形にしたい」

起業するに至った動機としてはこの理由以外にありません。

母と姉に囲まれた女ばかりの家庭で育ち、
物心ついた時には日舞を学んでいました。
中学校を卒業後は美容師の見習いとして美容室で働く傍ら、
掛け持ちでショーパブのアルバイトもしていました。
5年くらいそんな生活をして、21歳の時に誘いがあったこともあり、
本格的に夜の世界の仕事に携わるように。

それからさらに5年が経過した26歳の時に渡米。
本場のショーを学んできました。
帰国後には学んできたことを取り入れた飲食店をオープンさせ、
29歳の時に現在のビジネスの元となる「LUXOR Bar」を開店。
古代エジプトをコンセプトに、エジプト料理やベリーダンス、
シーシャ、エジプシャンタロットが楽しめるお店にしました。
その後は新宿、渋谷と店舗を展開していき、
現在では化粧品事業、Web事業、飲食フランチャイズ事業を展開しています。

人がやっていないことをやるというのが
ビジネスをする上での基本として考えた結果、
起業という手段をとるに至りました。

人がやっていないことをやる

私が考える経営理念は「マジメに、真剣に、ぶっ飛ぶ」。
ビジネスをする上でとにかく大事にしてきたのが、
前例のないことを探すこと。
ゼロからアイディアを生み出すより、
もともとあるものに少し手を加え改良したものをビジネスとしている企業が殆どだと思います。
しかし、当社はそうではありません。
まだ誰もやっていないこと、形になっていない仕事を形にして
世の中に出していくのが当社の役目だと思っています。

人がやっていないことをやるオンリーワン企業ですので、
当然それは強力な差別化にもなります。
ただ、どんなことでもそうですが、
第一人者というのは周りから理解されにくいもの。
今でこそエジプト料理を出すお店もチラホラ見かけますが、
起業した当時は国内にエジプト料理を出すお店はたった1軒しかありませんでした。

そのため、お店を開いてもなかなかお客さんが来ない。
エジプト料理を知ってもらってリピーターを作り、
商売を軌道に乗せるまでは大変でした。
その時に
「人と違うことをするには、見せ方や伝え方が大事なんだ」
ということを実感しましたね。
あの時の経験は10年以上経った今でも役に立っています。

飲食・化粧品・Webの三本事業

現在展開している主な事業は3つ。

1つ目はエジプト料理を提供する、飲食事業です。
古代エジプトでも用いられていた食材を使用した料理を提供していますが、
おいしくないのがエジプト料理の特徴でもあります(笑)。
そのエジプト料理を
いかに日本人の口に合うように提供するかにこだわっています。
料理の他には
中東、ヨーロッパなどで好まれているシーシャ(アロマスモーク)や、
エジプト発祥のベリーダンス、タロット占いなども楽しめ、
エジプトに行った気分になれるレストランです。

2つ目は化粧品事業。
当社が手がける化粧品は、
神殿に書かれていたヒエログリフを基に作り方を忠実に再現したものです。
古代エジプト当時の香りを楽しむことが出来るのが一番の魅力です。

3つ目に手がけているのは、Webを使った広告事業です。
エジプト現地のホテル情報から、画像、ライブピラミッドビューが楽しめる、
エジプト専門のポータルサイトになっています。

どの事業もベースになっているのが「エジプト」。
ゼロの観念を生み出したのもエジプトですし、
世の中のあらゆることはエジプトから始まっているとも思っていますので、
切っても切り離せない関係ですね。

飲食を退き、化粧品に

普通のレストランと違って、エジプトの文化まで楽しめるのがLUXORの魅力。
お客さんも料理だけを食べに来るだけでない、何かを求めて来るような
少し変わったお客さんが多いのも特徴的です。

変わっているといえば働いている社員もそう。
賛否両論ありますが、当社は私のワンマン経営で成り立っています(笑)。
私の独特の思いつきや発想に驚く社員もいますが、
話し合って納得してもらって力を貸してもらっています。
もちろん、社員からの提案を採用することもありますので、
話し合いの場は多く設けるようにしていますね。

オンリーワンの魅力に惹かれて入社してくる社員が多いのですが、
今後もこれまで通り世にないものを提供していくつもりです。
新しいものを生み出したらあとは売り方。
レストランを開業した時に苦労した経験を生かして、
知名度を上げていければと思っています。

個人的な話になりますが、来年からは飲食事業から退任して、
長年苦楽を共にしてきた女性のスタッフに社長を引き継ぐ予定です。
エジプト料理を提供して10年以上経ちますが、
未だに認知度が高いとは言えないので、後任の社長には頑張ってもらいたいと思っていますよ。
そして私はもともと好きだった化粧品事業にさらなる力を注ぎたいと思っています。

キミに「熱意」はあるか!

一緒に働く社員に求めるものはただ一つ、
熱意があるかどうか、です。
オーナー業や社長業は孤独なものです。
誰かにケツを叩いてもらってやっと動くという風では甘いでしょう。
いかに自らでケツを叩いて前に進めるかどうか。
目標に向かって途中で諦めない、芯の強さを持っていることが大事です。

そして、何かを始める時に大事なのは「百聞は一見に如かず」という姿勢。
何をやるにしてもある程度のリサーチは必要ですが、考えすぎても駄目。
頭でっかちになってしまっては、
最初の一歩目を踏み出すことが遅くなってしまうのです。

多くの経営者の皆さんも色々な壁や困難にぶち当たり、乗り越えてきたのだと思います。
一歩ずつ前に進むためには、自らを鼓舞して困難を打破することが出来るかどうか。
その困難から抜け出すには動き続けることでしか抜け出せないと考えています。
そのためにも素早く動ける行動力が大事になってくるんですね。

常に前向きに、即改善、即行動をモットーにこれからも前に進み続けていきます。
皆さんも僅かながらでも前に進んでいけるように努力を積み重ねていって下さいね。
頑張りましょう!