株式会社エディア 代表取締役 原尾 正紀


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代表取締役 原尾 正紀

代表取締役 原尾 正紀

設立 1999年4月9日
事業内容
    • スマートメディア事業
    • ソーシャルメディア事業
    • モバイルメディア事業
会社HP http://www.edia.co.jp

No.1をビジネスにしたい

大学を卒業して、大手自動車メーカーに就職しました。
当時はバブル景気のまっただ中で、
若者が欲しいものNo.1はクルマでした。
どうせ仕事をするなら、
そういった勢いのある業界、求められているモノに携わりたいという思いもあって、
自動車業界を選びました。

しかし、入社してちょうど5年目くらいの時にWindows95がデビューしたのです。
それまでは仕事で使う人以外はコンピューターに触れることもままならない時代。
Windowsの発売によって、
パソコンがグッと身近な存在になったのをよく覚えています。
かくいう私もWindowsの影響をしっかりと受けました。
CD-ROMメディアやインターネットにふれ
「これは面白い。メディアの流れが変わる」と
直感的に思いました。
そして、いつかこういったデジタルコンテンツビジネスで起業したい
という夢を抱くようになったのです。
ちょうど25歳を迎えた頃だったと思います。

その後、将来の起業に向けた修行を兼ね
いろいろな部門へ社内転職を重ねていきました。
そして1999年に「iモード」が登場しました。
iモードは当時としては革命的な発明でした。
そのころ自動車電話やカーナビ関連の業務に携わっていたため、
携帯電話の変遷をずっと間近で見てきており、
携帯電話の進化には目を見張るものがありました。
「これからはモバイルコンテンツの時代が来るに違いない」

そう思った私は、迷わず会社を辞めて
モバイルコンテンツの世界に飛び込みました。
31歳になったばかりの時でした。

コンテンツ制作

25歳で起業を目指し始めてから、社内転職を3回経験しました。
最初は生産技術部に配属され、その後は品質保証、設計、事業企画などなど、
結果としてものづくりの工程を一通り経験出来ましたね。
これほどに異動する社員は珍しいので、本当に良い経験をさせてもらったと思っています。
そして、退職前には社外の人とも積極的に関わるようにして、人脈も形成していきました。

そして31歳の時、
一人で独立してコンテンツ制作事業を始めたわけですが、
大変なことの連続でした。
まず痛感したのは社会的信用度がないということ。
どこに行っても自分は何者かの説明からしなくてはいけなく、
常に会社案内のパンフレットを持ち歩いていましたよ。
ところが、携帯電話加入率が過渡期の時だったので、仕事量は好調。
次第に抱える顧客数が一人でやれる範疇を超えていきました。
そこで、顧客にきちんとしたサービスを提供するためには
しっかりとした会社を創らなくてはと思ったのです。

それから事業を多角化したり紆余曲折ありましたが、
現在はスマホコンテンツ制作事業に専念しています。
当社のコンテンツは幅広く、ゲームから地図コンテンツなど、ジャンルは問いません。
何でも作れるところが強みです。

仕事好きの楽園

今、手掛けているゲームコンテンツ事業も社員からの持ち込み企画が元。
トップダウン型の経営方針ではなく、
ボトムアップ型で社員からやりたいことをどんどん吸い上げるようにしています。

だから当社で働く社員は自発的で、アイディア豊富な社員が多い。
そんな社内の雰囲気はまるで「仕事好きの楽園」。
一緒に働く上では、
第一に仕事が好き、仕事を楽しみたいということが最低条件ですね。
でも、好きなように仕事が出来る、仕事で自己実現が出来るということは
仕事好きにとっては楽園以外の何ものでもないと思います。

結局、規模が小さい中小企業やベンチャー企業は人がすべて。
社員の個性や持っている能力はそのまま業績に直結すると思っています。
だから、経営者として大事なのは
いかに個人個人が力を出し切れる雰囲気作り、環境整備を整えてあげられるかだと思っています。

具体的な取り組みの一例としては、
社内に少人数のグループ組織をたくさん作っています。
そして、各グループのリーダーには予算執行権や、人事権など大きな権限を与えてしまいます。
言ってみれば小さなベンチャーの集合体といったイメージでしょうか。
当然、結果を出さなければグループが破産になることもあるので、仕事的には厳しいです。
しかし、破産といってもクビになるわけではないので、
失敗を恐れて何もしないよりもどれだけチャレンジ出来たかを評価しています。

会社を動かしていくのは社員

今後のビジョンについては、
昨年より企業スローガンを
「スマートメディアカンパニー」
に変えています。
スマートは「粋な」という意味と「スマートフォン」をかけています。
当面はスマホコンテンツをたくさん作っていきます。
今後末永くみんなに愛されるスマホコンテンツが作れるといいなと思います。
これからもコンテンツ制作には磨きをかけていきますが、
小さなベンチャーの集合体のような会社なので、
コンテンツビジネスに代わる新しいアイディアが出てくれば
それが事業の中心になっていく可能性も大いにあるでしょうね。

コンテンツ制作には特別な思い入れがあるのですが、
僕があまり細かいことを言わないようにしています。
そこは社員任せ。
経営者としてはあくまで働きやすい環境を作るだけです。
たとえコンテンツ以外の方向性が出てきてもとやかく言わないつもりです。
野菜作りに例えて言えば、経営者は畑(土)作りをするだけですからね。
種を蒔いて作物を作るのは社員の役目というわけです。

ずっと自分自身が起業家としてやってきましたが、
歳を重ねてきて若い人の起業を助けることもしたいと思うようになってきました。
社内でもどんどんと新しいことに挑戦してくれる社員が
もっともっと出てきてくれることを期待しています。

一国一城の主になる人

仕事が好きで、仕事に打ち込める人であることは大前提の条件ですが、
特に一国一城の主になりたいと思っている人が良いですね。
向上心を持って上を目指す人ですね。
当社では、プロジェクト制を取り入れているので、
実力があれば20代でもプロジェクトリーダーになることが出来ます。
20代で役員になった人もいます。
是非とも上を目指すような人と一緒に働きたいですね。

しかし何も求める人物は向上心あふれる人だけではありません。
他の条件は、「超」がつくほどの専門家の人です。
専門知識は豊富なオタクでも構いません。
何か一つ、抜きんでたものがあればそれは非常に大きな武器になります。
だからあまりバランスを取ろうとして、長所を伸ばしきれないとしたらとても勿体無いので、
自信がある人は是非当社に来て思う存分に力を発揮していただきたいです。

少し自慢出来ることは、
当社を卒業した社員の多くが独立して社長になっているということです。
伸び伸びとした環境で力を伸ばしていけるので、
そういった結果に繋がっているのではないでしょうか。
個人的にはそういう人をどんどん応援していきたいですね。

知見を養う

最後に若い人達へのメッセージですが、
とにかく広い知見を養ってほしいと思っています。
ビジネスマナーやビジネススキルは二の次で構いません。
そんなことは就職してから覚えていけば良いことです。
それよりも若く時間がある時にしか出来ないことをやっておいてほしいと思いますね。

それらは決して即効性の成果をもたらすものでも、目に見えるものでもないでしょう。
しかし、後の人生においては、必ずや役に立つ時が出てくると思います。
芸は身を助けると言いますが、
若いうちに身につけたことで大人になってから助けられたということも
往々にしてよく聞く話です。

とにかく、旅でも、麻雀でも、何でも良いですから、思いっきり打ち込んで下さい。
社会人になってしまったら、時間がなくなるので、
時間がかかるようなことは絶対に学生時代にやっておくべきです。
一見、無駄だと思える遊びの中にも将来の助けとなるヒントが隠れているかもしれませんから、
何でも勉強になると思って真剣にやってみて下さい。
「よく遊び、よく学べ」です。
そうすれば魅力的な大人になれると思いますよ。

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