株式会社いまじん 代表取締役社長 相川 弘隆


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代表取締役社長 相川 弘隆

代表取締役社長 相川 弘隆

設立 1988年4月
事業内容
    • テレビ、ラジオ番組の企画、制作、放送の業務
    • あらゆる映像事業に関する企画、制作
    • セールスプロモーション事業やイベントの企画提案から制作、実施までの業務
    • 上記に関する広告代理店業務
    • 上記の業務の音響、出版に関するものの企画・制作・販売
会社HP http://www.imagine-inc.co.jp/

テレビと共に生きてきた

私は昭和28年生まれで、ちょうどテレビ放映開始の年に生まれた子どもでした。
新宿で育ち、遊び場と言えば親に連れられてよく行った銀座。
その銀座に行く道中には、日本テレビがありました。
日本テレビは、通行人に向けた街頭テレビを設置していたんです。

私の家にも、物心つく頃にはテレビがありました。父は珍しい物が好きでしたから。
当時私は、テレビを通じて自分の家だけにメッセージが送られていると思っていたんです。
どんどんメッセージを送ってくるテレビに、私は夢中になりました。
テレビから出てくる全ての物に、吸い込まれていったんです。

その時代はまだアナログで、漫画雑誌なども流行っていました。
しかし、子どもの頃の私は文字や絵ではなく、動いている世界に興味を持っていました。
だからこそ、テレビにグッと来た部分があったんだと思います。
今思えば、子どもの頃からずっとテレビと共に生きてきたんですね、私は。

動く、「エンターテイメント」

高校三年になり、具体的に将来について考え始めたときは、
「タイムカードに縛られる仕事はイヤだ!」という想いが強かったですね。
全くイメージが出来なかったんですよ。
朝、鞄を持って出勤し、夕方になって帰ってくる生活が。
親と進路の相談をした時も、私と同じ意見でしたね。

そして、私に転機が訪れます。
TBSの、とあるプロデューサーの方とお話をする機会を頂いたんです。
そして「これ以外にない!」
それが、テレビ業界に対する私の印象でした。

自分達がやろうと思うこと、考えていること、表現していこうと思うモノを、
色々な打ち合わせをやって、本番の撮影をやって、それが世の中に出て行く。
画面の中の映像に「動くもの」としての、エンターテイメントを感じました。

目指すものが決まった私は、テレビ業界に入ることになったんです。

理想の番組を作るために

まずはADとなり、歌番組とバラエティー番組を手がけました。
今思い出しても、当時は楽しくて仕方ありませんでしたね。
見ることやる事、全てが新鮮でしたから。
もちろん大変ではありましたが、本当に楽しかった記憶しかありません。

その後、異動することとなり、「3時にあいましょう」というワイドショーを手掛けるようになりました。
そこで知り合った先輩のディレクターが、今の当社会長である柏井です。

テレビ業界の仕事には、大きく分けて二つの層があるんです。
「テレビ局の人間が中心となってやっていく」のか、
「プロダクションが中心となってやっていく」のか。

私たちがやって来たのは、どちらかと言えば「テレビ局が中心」の方法。
時代としても、この方法が多かったように感じます。
そういう流れの中で自分たちの力で結果を求めたいと思い始めます。

だから、私は柏井さんに話をしたんです。
「自分たちの会社で、自分たちの番組を作ろう」と。

時代を作ってきた自負

そのような経緯で誕生したのが、「株式会社いまじん」です。
私たちが会社を立ち上げた当時、同じように事務所が少しずつ出来始めた時代でした。
いわば、プロダクション創成期でしょうか。

テレビ局にだけ頼るのではなく、自分たちも努力して番組を作っていきたい。
その想いに共感してくれる人がテレビ局側にもいて、
厳しい環境の中、当社も随分と助けて頂きました。

そのような時代があったからこそ、プロダクションとテレビ局が共存共栄する、
今の時代があるのだと思います。
当社も小さいながら、今の時代を作る流れの一つになれた。その自負はあります。

ただしこれからは、別の時代を作っていくつもりです。

「依存型からの脱皮」、それが次の時代

これからの時代は、番組制作会社である私たちと、
テレビ局の関わり方自体が変わってくるのではないかと考えています。

数局しかないテレビ局に、多くのプロダクションが番組を供給している。
需要と供給のバランスから言って、まだプロダクションはテレビ局に依存せざるを得ないんですね。

私たちは、テレビ局の制作費用ではなく、自分たちのお金を使い、自分たちのコンテンツを作る。
実際、当社で制作したコンテンツをビデオパッケージ化し、販売するといったことも行っています。

また、テレビ局に依存するだけの体制だと、世界に向けたコンテンツ制作ができない。
日本のテレビ局に供給する番組は、日本人向けにならざるを得ないですから。
日本発のコンテンツを、世界にどんどん出していくための体制。
それが、テレビ局依存型からの脱皮だと考えています。
もちろんリスクも大きいのですが、努力をしない会社は残っていけないのではないでしょうか。

自分の将来像をイメージすること

当社でも新卒採用を行っていますが、
採用基準は「絶対にテレビ番組を作りたい!」という想いがあるかどうか。
いわば、この業界でやっていく「覚悟」のできている人が欲しいです。

この業界の特質上、華やかな部分に惹かれる学生さんも多い。
きっかけは、それでも構いません。
自分の入社後の姿、
例えば、ADとして多くの人の動きに目を配り、ロケの際は全国を飛び回り、
遅くまで会社に残って仕事をし、・・・
という姿をイメージした上で、それでもテレビに関わりたい、テレビをもっと面白くしたい、
と感じられる人を採用したいです。

自分が何をやりたいのか、20年後にどうなっていたいのか、
をはっきりとイメージすることが大切。

テレビ業界に限ったことではありません。
ぜひ、イメージをもって就職活動を進めてください。

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