株式会社クラシカルエルフ 代表取締役 三和 義久


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代表取締役 三和 義久

代表取締役 三和 義久

代表取締役 三和 義久

設立 2006年12月20日
事業内容
  • 小売業(婦人服、ジーンズ中心)
会社HP http://classicalelf.co.jp/index.html

「30歳までには独立する!」と決意して入社

クラシカルエルフでは、ジーンズ専門のネットショップを、2006年から運営しています。
販売にとどまらず、商品の仕入れ・企画・PRまで幅広い業務を手掛けています。
もともと私の祖母と両親が共に衣料品店を経営していたこともあり、
子供の頃からアパレル業界への関心が強く、いつか経営者になりたいと考えていました。
学生時代から独立志向が強かったので、就職活動でも
まず株価をチェックするなど、今後伸びていきそうな企業をリサーチし、
入社時から責任ある仕事を任せてもらえそうな勢いのある会社を選ぶようにしましたね。
大学卒業後、大手通信販売会社ベルーナに就職することができ、
「独立までの修行だ」と思って、懸命に働きました。
その結果、アパレルのチームリーダー兼バイヤーとして年間数十億円の売上管理、
自社商品の企画、仕入れなど、幅広く仕事を任せてもらえるようになりました。

コネクションを使わず、どこまでできるか試してみる。

ベルーナに入社して10年後、辞めて独立したのは、
大企業のバックがない状態で自分一人の力を試したかったのと、
理想とする商品を自由に作ってたくさんの人に着てほしかったから。

そして、設立から約7年。
最初は、利益が出ず、電車代をけずって自転車で通勤したり、
カップラーメンを食べるか食べないかというようなひどい生活をしていたこともありますが、
必死に働くうちにようやく会社と呼べる規模まで成長しました。
元いた会社のコネクションなどの背景を使えばもっと早く成長できたことかもしれませんが、
小規模の状態では逆に相手に迷惑をかける事になるのでそれはやめました。
創業から3~4年位は苦労しましたが、他に頼らず会社を伸ばせた事が自信につながっています。
資金力のない中小企業が大手に勝つには、個性的な商品で勝負するしかないと思いますが、
そこでウリにしてきたのが、大手にはできないデザインを追求した
“デコラティブジーンズ(デコジーンズ)”です。
過去、現在の売れ筋のデータを検証し、仮説を立て、
商品開発につなげていくことを継続しています。

“絶対に負けない一つ”それはデコラティブジーンズ

デコラティブジーンズは、手作業の部分が多くて縫製も手間がかかり、
デニムの状態によってはサイズが変化し、
大手の品質管理基準では規格外になるため効率が悪いと言われます。
でも、実用上は問題ないし、規格よりもデザインを優先させて続けてきた結果、
他社に負けない“一つ”をつくり出せたと思っています。
将来的にはデコジーンズというジャンルで業界トップシェアを築き、
同時に「ジーンズといえば、“クラシカルエルフ”」と
言ってもらえるようなブランドにしていきたいです。

今後も規模を拡大し、高品質かつ低価格の商品を提供していきたいと考えています。
起業当初から自分の好きな商品をブランド化して、
街中に自分の手がけた洋服を着ている人が増えたら、そんなにうれしいことはないと思います。

EC出身の私たちが、実店舗で成功できた秘訣

他の大手チェーン店にはない特徴的なデザインをそろえてきた結果、
楽天市場の2011.2012年レディースジーンズ部門で売上シェア第1位になり、
ネットでの売れ行きは好調です。
ただ小売業界全体に占める通販の割合はまだ微々たるものです。
ジーンズでシェアNO.1を狙うのであればリアル店舗販売は必須です。
そのため2012年9月にクラシカルエルフ1号店を、
東京・池袋のサンシャインシティ アルタ 1階にオープンさせました。
初期投資はかかりましたが、大変だったとは感じていません。
実店舗を持つに当たって、Eコマース(EC)で成功した人は
「リアルでも成功する」という確信があったからです。
ECは、100円でも儲かればいいというショップから、
大手企業まで幅広く参入していて今や飽和状態。
敵が多すぎる世界で生き残るのは大変です。
実店舗で通信販売の細かいデータ分析を中心としたノウハウを活かし、
日々仮説と検証を繰り返し改善を続ければおのずと成功するはずです。
実店舗のお客さんの6~7割はネットを通じて当社を知っていますから、
これまでネット販売を続けていた実績も非常に大きいです。

今後の展開

今後は、関東でまず10店舗拡大を目指しています。
そのために必要なのは、「お金」と「人」と「立地」。
この3つの条件がそろえばすぐにでも実現させていく予定です。
「立地」については、関東の一等地で大きく販売し、ブランド化を図ります。
デコジーンズという特徴が確立できたので、これからはブランドの認知を
もっと高めていくというステージに入ったと思っています。
まずは世界発信できるようなデザイン、品質のジーンズを作り、
そしてそれを世に広めていきます。

学生へのメッセージ

独立して今、思うのは、この世の中は「楽しい」ってことです。
日本をつまらない国と思わず、日本のために、日本の国を楽しくするというような、
高い志を持つようになると行動が変わり習慣が変わり、
そして活き活きした素晴らしい人生を送れると思っています。

私は好きなジーンズを売っているだけですが、法人税を払い、
人材を雇用してその社員が払う消費税、所得税などを国に納められている。
好きで続けてきたことが、国の福祉や社会貢献につながることは、
たまらなくうれしいことです。
細かいことは考えず、今の仕事が将来の子どもの幸せにつながるんだという思いがあるので、
高いモチベーションのままでこの道を進んでいけます。

優秀な人材確保のために、これまでいろいろな採用方法を考えてきましたが、
最終的には「直感」が一番正しいと感じるようになりました。
とにかく私はマインドを重要視します。
「この人と一緒に仕事がしたい。」「この人ならやってくれるな」「この人いいなぁ」と
第一印象で思える人は、結果的に仕事でも信頼でき、活躍してくれます。

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