代表取締役 深川 由美子

株式会社 EXE JAPAN 代表取締役 深川 由美子

代表取締役 深川 由美子

株式会社 EXE JAPAN
設立 2006年2月
事業内容
  • ホームページの企画・デザイン・制作・運営
  • WEBシステムの企画・設計・制作・保守
  • システムコンサルティング
  • ホスティングサービス
  • DTPの企画・デザイン・印刷
  • 携帯サイトの企画・デザイン・制作・運営
  • 各種ソフトウエア開発・販売
  • 経営コンサルティング
  • 監視カメラ、防犯カメラの販売、保守
  • 生花の販売
  • 特定派遣事業
会社HP http://www.exejapan.co.jp/index.html

大手とベンチャー、そしてやりがい

大手で働くということ、それは全てが用意された中で、
用意されたソフト・プログラムの中で動いていくということです。
そしてベンチャーで働くということは、
すべてを1から自分達で考えて作り、動いていくということです。
それぞれにそれぞれのやりがいがあります。
それは大手で働くから、ベンチャーで働くからということではなく、
何をやっても、どこでやっても、要は大切なのは「考え方」です。
考え方次第でどちらでもやりがいは生まれてくると思います。

仕事はすべて断らない

起業するという意志はもともと私にはありませんでした。
しかしタイミングが重なり起業することとなりました。
きっかけは知人の社長から頼まれたことでした。
私の中で「仕事はすべて断らない」という考えがあります。
他の人には出来て、私に出来ないことなんてないと。
それは私の負けず嫌いという性格からきているのだと思います。
知識が足りないのであれば、知識をつける。
人脈がないのであれば、人脈を広げる。
そのように自分がやれることの努力をします。
やったことがないから逃げるのではなく、何を言われてもまずはやってみます。

チャレンジしてみる。
与えられた課題というのは、頑張ってやればできる課題が
自分のところにきていると思っていますからね。

今も変わらないスタイル

「仕事をすべて断らない」という自分のスタイルは起業したきっかけでもありましたが、
その後も変わることのない仕事をする上でのスタイルとなっています。
商売をする上でスタイルを変えないのは基本ですからね。
お客様は私ならできるのではないか?と思っていってくださっています。
ですからそのことに対し、なんとかしますし、私にできることならばやります。
「うちはそれやってないのでできません」そういってお断りすることはしたくないのです。
そしてその領域というのは固執せず、
常にいろんなことにアンテナを張り続けていこうと思っています。
こういったスタンスで常にお客様の声に応えてきたからこそ、
事業内容の多岐に渡る展開へと繋がっていったと思います。

今後の展開

今後の展開として、まずはEXE JAPANとしてはお客様の望むことを形にしていくこと、
お客様が気づかないところをどう補完していくかということです。
新規事業の立ち上げについては、「いついつにこれ」というふうに決めてはいません。
そのときに感覚で必要だと思ったことを、
すぐにそれを形にしていくということを大切にしていきたいと思っています。
どれだけのスピードをもってそれを形にできるかが勝負だと思います。

実際プラドを立ち上げたときもスピード感を大切にしました。
そのプラドの展開としては今後5年で2,3億、
相当うまくいけば10億の売りあげをだすことが目標です。
その2,3億になるか10億になるかの違いはどれだけのスピード感をもって
事業を進めていけるかにかかっていると思いますので、
スピード感をもってやっていこうと思います。

あとは、今営業は社長の私がすべてやっていますので、
私の跡取りになるような人材の確保ですかね。
一言で言うと社長のうつわのある人であることです。
うつわとは何か。それはコミュニケーション力がある人です。
コミュニケーションとは自分の伝えたいことを伝えるということのみではなく、
伝えたいことは確実に伝え、そして相手のいいたいこともよく理解し、
それを考慮したうえで自分の伝えたいことを
どうやって相手に理解してもらえるかということができる人のことです。

社長というのは最大の営業マンですから、
ぜひ私が譲ってもいいと思える人がきてくれたらいいですね。

学生に対して

努力し続ける、諦めないことが大切です。
困難というのは、自分のレベルにあった困難しかきません。
ですからそれをはじめから、諦めたり、無理だと思ったりする人は成長できません。
越えられる困難がくるのですから、それを越えればいいだけなのです。
困難を乗り越えていけるから階段を登っていくことができます。
そして登った先には今の自分の「うつわ」にあったステージがやってきて、
また登っていくのです。そのうつわを大きくしていくことが大切なのです。
大きくするにはいかに困難を乗り越えていくか、苦労していくかです。
男性ならば26,27歳くらいまでにそのうつわの基本ができていくと言われています。
木に例えるならば、その時期というのが幹を太くする時期です。
そしてあとは小枝や葉っぱを育てていくのです。
幹が細いと小枝や葉っぱもたかが知れたものになります。

それから今の若い人は気張りすぎる傾向にあると思います。
自分はこうでないと、という気持ちが強すぎるあまり自分をわかっていない人が多いです。
自分はこんなものだということをしっかり自覚することが大切です。
しっかりと自分を見極めた上でもっともっと強くなっていってほしいです。
たたきつけられても、踏まれても、ぐちゃぐちゃになってそこから逃げないで体当たりでいく。
傷つきたくない、怒られたくないと逃げていてはいけません。
逃げないで立ち向かっていけば強くなります。
そうやって強さを身につけて、うつわの大きな人間になってください。
耐える20代というのは、のちのちの事を考えると必要になってきますからね。