株式会社 STARTTS 代表取締役社長 吉崎 伸之


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代表取締役社長 吉崎 伸之

 株式会社STARTTS 代表取締役社長 吉崎 伸之

代表取締役社長 吉崎 伸之

設立 2012年1月17日
事業内容
  • 機能的なカジュアルバッグ、ビジネスバッグ、使い勝手の良い文具雑貨、コスメ製品および生活雑貨の企画、製造、販売。
  • 台湾ハンプ製品会社「GUANG FU HAO」の独占販売。
  • その他OEM製品の企画、製造、販売。
会社HP http://www.startts.co.jp/

スキューバダイビングに生きた高校時代

高校時代に調理関係のアルバイトをはじめて、ある程度お金を稼ぐ楽しさが
分かってきたんです。
これはいいなと、週の大部分の時間をアルバイトに費やしていました。
そこでお金が入るようになると、次に知るのがお金を使う楽しさです。
当時はサーフィンが流行っていたのですが、あえて選んだのが
スキューバダイビング。
正式なライセンスも持っています。
毎週のように中野のダイビングショップに通い、
半分従業員のようなアルバイトをしていました。
スキューバをするにもお金がかかるので、自分でお小遣い稼ぎをしながら
毎週末伊豆まで出かけ、遊んでいたというわけです。

スキューバをはじめた理由は、
これからスポットが当たるものを先取りしておきたかったから。
単純にみんながサーフィンをやっているから自分もというよりは、
新しいことをやってみたいという気持ちが大きかったのです。

ダイビングショップに集まるさまざまな世代の方と
お付き合いができたことも非常に良い体験でした。

調理師から営業の道へ

高校卒業後は、調理師の専門学校に進学しました。
その後レストランに就職し3年ほど働きました。

これからの道を模索していたところ、
呉服屋を営む実家を継ぐという話が出てきたんです。
今まで自分のわがままを通してきたこともあり、
一旦調理の道は諦めようと決心しました。

まずは「モノを売る」営業を覚えようと求人を探しました。
そこでめぐり合ったのが、前職のバッグ制作会社。
現会社の前段階となるカバン販売の企業です。
縁あって採用が決まり、営業として入社しました。
自分ではそこで3~5年勉強して退社し、実家を継ぐつもりだったのですが
結局15年以上もいました(笑)。
その会社は当時創業5年の若い会社で
これから急激に変化を迎える段階だったのです。
自分が会社の戦力となり、業績拡大の一員になってしまったこともあり
なかなかやめられなくなってしまったんですね。
次第に会社への愛着心も生まれ、今後もっと大きくしていきたい
という気持ちが強くなりました。

従業員の目線に立った経営理念

ノ-マディックのオーナー社長からは、独自の企業理念を教わりました。
常に従業員の目線で経営を考えるということです。
たとえば賞与は利益にあわせて還元するなど、業績に応じたレスポンスをする。
それにより、モチベーションアップを図ります。
また、育児手当など従業員が本来必要としているものを分析して
規約に落としていくこともありました。
会社だけでなく従業員も一緒に進んでいこうという考え方が
実践されている風土だったんです。

私は営業として入社し、生産管理、商品開発、財務を経験しました。
会社経営の全般的なことも次第に分かるようになり、
33歳のときに専務取締役の職を打診されました。

社長が私を経営に参画させたいと考えていただいていたこともあり、
色々な部署を経験し、経営視点を養うことができたのです。
ぶつかり合いもありましたが、その点では非常に感謝しています。

この人と一緒に働きたい!をつくり出す

私が一番大事にしているのは「人の間のつながり」。
信用、信頼のことです。

たとえば、私が前会社から独立して企業を決めた際
なんと会社の営業部長、生産部長が私を助けるために、ついて来てくれたのです。
現在当社は東急ハンズ・ロフトなど全国展開の店舗様との取引が
ありますが、通常創業半年ではこれらの取引の許可は下りません。
生産に関しても、機能性を重視しているためある程度の技術をもった
工場施設を確保しなければなりません。
すべて、彼らの信頼・信用・ネットワークがあったからこそ
短期間でここまで売上を伸ばすことができました。

信頼のできるメンバーと共に、お客様のことを思いやった商品をつくる。
決して自己満足の商品ではなく、ついてきてくれるお客様の声を
きちんと盛り込んだ商品をつくっていくことが信頼・信用につながると
信じています。

社内では、「今後何をすればよいか分からない」ことはありません。
3ヶ月後、半年後に何をやるべきか全て分かっています。
その意識がメンバー内で共有できているので、皆率先してやってくれるんですね。

信頼のできるメンバーが集まってつくった会社だからこそ、
15年以上一緒に仕事をしている仲間だからこそ
つながりを大切にしたいと考えています。

人が持つ強さの意味を考える

「あの人強いね」という言葉が私は好きです。
精神的な強さと、体力的な強さ。
もうひとつは、思いやりがあるという強さ。

経営者になり、数年前から考え方が変わりました。
自分さえ良いというよりは、
会社を守り、みんなを幸せにしたいと考えるようになったんです。
自分の下にいる従業員を守りたい。
そのためには、どうすれば良いか。

企業当初のプレッシャーを乗り越えるためにマラソンを
はじめたのですが、今は大好きになってしまいました(笑)。
月間300キロ、雨の中でも雪の中でも走ります。

学生へのメッセージ

一番大切なのは、経験です。
今後、経験から生まれる人とのつながりは絶対に出てきます。
そこを一番重視してやっていった方が良いというのが、
20年以上の経験から感じたことです。

単純に終わる関係ではなく、色々なつながりを持つ経験をすると
後々必ず自分にかえってきます。
目先だけの損得で物事を考えず、自分自身が後にもっと大きく成長することを
想像するんです。

会社は自分だけでは成り立ちません。
今後、そのことを含めて人との関わり方を色々と考えてみてください。

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