取締役 秋田 将志

株式会社みんれび 取締役 秋田 将志

取締役 秋田 将志

 
設立 2009年
事業内容
  • 葬儀・歯科に特化した媒体運営
  • 葬儀・歯科に特化したWebコンサルティング
  • 葬儀・歯科に特化したSEO対策・PPC
会社HP http://www.minrevi.co.jp/

ネガティブな自分を払拭してくれたアメリカ留学

当時の私は『ネガティブ思考』の塊でした。
動き出す前に自分にはできないと考えてしまい動けない。
そんな自分を変えたい!と高校卒業後、アメリカの大学に留学することを決めたんです。
留学=自分では届かないチャレンジだった私には、一大決心でしたが、
「ネガティブな自分を払拭したい!」
「出来ないと考えてしまう自分を変えたい!」
ひとつ何かを成し遂げることが出来たら、自分を変えられるはずだ!と。

その結果、大学を卒業する頃には『ポジティブ思考』が身に付きました。
それに派生して「自分はそんなに低い能力ではない」と実感できたことも、
今の私に繋がっていると思います。
留学すれば当然ですが、色々な人種・国籍の人に囲まれますから、
自分を知ってもらうためには必死にアピールしていかなくては、
理解してもらうことは不可能です。とことん挑戦してから物事を判断してみる。
挑戦する前から諦めていては、ダメな環境が私を変えてくれました。

座学よりも実践!

日本での就職は、学生の頃から考えていました。
留学で私の視点が変わり、視野が広がるというか、何でも興味を持つようになりました。
当時から働くことについて、後ろ向きな考えは全くありませんでした。
座学も大事ですが、インプットしたものをアウトプットするには、仕事=実践が一番ですから。

企業選びのポイントは「会社を経営するチャンスがあるか?」
大手企業ではそのチャンスが少ないと考えたんです。
結果、チャンスの可能性が高いと考えられる『ベンチャー企業』を中心に就活しました。
新卒としてヤル気満々で入社したベンチャー企業でしたが、
自分が想像していたよりも規模の大きいベンチャー企業だったという点、
可能な限り早い段階から経営に携わりたいと考えていた点から、
早々に決断し、退職しました。

退職した翌日に、お金も住む場所も一切決めないまま、鞄一つだけ持って、
高校の同級生で既に起業していた芦沢と一緒に仕事をするために、
大阪から上京しました。
芦沢も留学・起業とベクトルが同じだったんです。
インターネットビジネスも学生時代から始めていて、
アフィリエイターとして既に有名でした。
芦沢がアフィリエイター時代に培ったノウハウを生かしながら、
ポータルサイト運営を始めましたが、
起業したばかりの無名な会社が運営する媒体に登録してもらったり、
そこから収益を上げるまでには、非常に時間がかかりました。

仲介業を営む側として、紹介先がなければ、お客様(一般消費者)に提案すら出来ません。
ポータルサイトだからと言って待っているだけでは、提携数は増えませんから、
芦沢、私を含めて3人で試行錯誤を繰り返し、黙々と取り組みましたね。
当時は、新規開拓のために飛び込み営業、テレアポ、DM・・・
できることは何でもやってみるという姿勢で、地道、且つ、徹底的にやりました。
一つの仕組みが完成すると、次第に取引先やコンサルティング業務も増え始め、
着実に業績を積み上げてきました。

『葬儀』が本来持つ意味

日本では年間死亡者数が110万人。
高齢化がさらに進むこの先、最大160万人に増えるとされています。
そんな中、現代の人々の価値観は多様化し、ご近所関係は希薄化しています。
今まで調べる必要もなかった情報を調べる必要が増え、
そして、それを後押しするかのように、
「葬儀社をインターネットで探す」というお客様が年々増えています。
最近は、スマートフォンの普及もあり、
どこからでも情報を検索できるので、そのニーズは更に増すでしょう。

しかし、そのような状況の中で、
インターネットにある「葬儀の情報」というのは、非常に不透明です。
“葬儀費用”がよくわからなければ、“どの葬儀社が良いか”もわかりません。
ましてや、“誰が対応してくれるのかさえわからない”状況が多々あります。
さらには、葬儀社同士のダンピングで、
“安くすれば仕事が入る”という所も少なからずあります。
このまま業界全体が進むと、“本来葬儀を行う意味”を見失い、
葬儀の価値がなくなってしまう可能性があります。
そんな状況を避けるため、仲介サイトとして、インターネット上で、
より良い情報を配信していく必要がある考えています。
そのためには、数多くの情報(提携社数を始め、口コミ数等)も集め、
パッと見ただけで、お客様が選択できる情報を提供していこうと考えています。

貪欲にいつもハングリーな人が必要とされている

基本ベンチャー企業では「貪欲でハングリー精神がある人」が求められます。
出来ない前提では考えませんし、
「常にどうしたら出来るのか?」を考える人でなくては働くことは難しいです。
スティーブ・ジョブズがかつて『貪欲であれ、愚直であれ』と話したように、
皆さんにはハングリー精神を持って何事も取り組んでもらいたいですね。
仕事における知識を、自ら進んで吸収していくことは大事です。

そして、どんな職種であれ、自分が提供するものに責任を持つことを忘れてはいけません。
仕事や立場が変わっても、この考え方を変わらずに出来る人は、
実際どのような状況でも、自分の考えで行動しますし、中心に立って仕事を進められ、
周りを引っ張っていけると思います。
そんな人たちを見ていると、私自身もっと頑張らなくてはと気づかされますしね。

就活は<働く>までの前哨戦

「四の五の言う前に、限界までやってみたら?」と伝えたいです。
どんな物事もとことんやってみてわかることがあります。
就職活動ももちろんですが、働くようになってからも同じだと思います。
まずは就活からとことんやってみてください。
時折、愚痴や不満をこぼしたくなる状況もあるかもしれませんが、
そのネガティブ要素を自分の中で、ポジティブに変化させ、
常にアンテナを張り、前向きな姿勢を周囲に見せてみてください。
不思議と新しい出会いがあったり、環境が変わったりします。

最期に、「言うが易し行うは難し」という言葉がありますが、
“自分が何かを成し遂げたい!”と思うのであれば、普通に過ごしていては駄目です。
頭を使うか、あるいは、身体を使うかして、人の3倍は努力してみてください。