代表取締役 太田 誠司

株式会社BAGUS(バグース) 代表取締役 太田 誠司

代表取締役 太田 誠司

株式会社BAGUS(バグース)
設立 2003年12月
事業内容
  • 身体機能改善機器及びサプリメント販売
  • 整体院・美容サロンのコンサルティング
  • アスリート対応のメンタルボディーコンディショニング
  • ヘアメイク及び美容講演・出張
  • アパレル用品販売
会社HP http://www.bagus-c.com/company.html

女性にモテたい一心で美容師へ

学生のころはバリバリ体育会系で、半分グレかけながらも寮生活を送り、
女性と口を聞くこともタブーとするような厳しい学校生活を送っていました。
その反動でしょうか、女性にモテたいという感情が芽生え、
女性にモテそうな職業は美容師のような気がして、美容業界に入ることにしました。

美容師からスポーツトレーナーに転身

美容の世界ではヘアメイクアーティストとして、神宮前に自分の店を構えるなど、
一定の成功は成し遂げました。モデルさんや日本の芸能界を代表するような
大物女優さんたちにも可愛がって頂いています。

当たり前の話ですが、ヘアメイクアーティストとして活動していく中で、
僕も含め女優さんたちも皆、年をとるわけですが、それをそのままにしておいていいのだろうか?
と考えるようになりまして、美容系の医療機関でアンチエイジングについて
研究し始めたことが、スポーツトレーナーへの道を開いてくれました。

美容・健康・潜在能力の向上がテーマ

うちでは、サロン経営のほかにも、主に心理的な要因における美容・健康・
潜在能力の向上をテーマに、プレッシャーのかかる世界で活躍する、プロスポーツ選手や
芸能人などのメンタルボディーコンディショナーとしてサポートする仕事もしています。
コンディショニングとモチベーションをコントロールすることは非常に重要です。
痩せたい、勝ちたいという思いを本人が強く抱かない限り、潜在能力を引き出すことは難しいのです。
特に女性の方に対しては、科学的に中性脂肪をどうやったら燃焼させることができるか、
肩こりの解消のメカニズムなども考慮しながら、医療機関と提携して、
その人が一番綺麗に見える視点で取り組んでいます。

コンディショニングに使用するシステムには、ドイツから、体内の活性酸素を大きく減少
させる「AIRNERGYPLUS(エアナジープラス)」などを輸入して、体の中から綺麗にする
システムを構築しました。
アンチエイジング効果や疲労回復効果が期待できる
高気圧酸素カプセル (細胞活性化装置)の自社開発は、野球選手のサポートを
依頼されたことがきっかけで開発しました。他社さんの製造した従来型の酸素カプセル
では満足できず、自社開発に至ったというわけです。
高気圧酸素カプセルでは、長時間のフライトなどで生じる「エコノミー症候群」と
真逆のことをしています。高気圧酸素カプセルに入ると毛細血管の血流が増え、
代謝が上がるので、ダイエットにも効果が期待できるというわけです。

ジャンルにとらわれないトレーナーを目指して

僕の場合は、体幹と可動域を重視したトレーナーということもあり、ありとあらゆる
スポーツ選手を受け入れることが可能です。こういうケースは非常に珍しいかもしれません。
普通はボクシングならボクシングだけ、レーシングドライバーならレーシングドライバーだけと、
自分の専門以外は面倒は見ません。ある特定の分野だけを長年見ていると、
専門性は高くなりますが、素朴な疑問を見落としてしまうといった弊害も出てきます。
その点僕は素人の良さを生かし、理論では拾いきれない素朴な疑問を拾い上げ、
アドバイスをすることができます。

一例として今回はラグビーフットボールの選手の例を紹介させていただきます。
彼は20代後半に、膝を痛めて私のところにやってきましたが、その当時の彼の体重は85kgありました。
ポジションが花型のフルバックでしたし、プロの世界で活躍中でしたから、
彼は膝の状態を気にしながらも、100kg近くある選手たちと戦うために、
体を大きくすることばかりを考えているようでした。

私は彼に体重を10kg落とすことを提案しました。
彼は最初、それがどういう意味を持つのか、飲みこめないようでしたが、そのリアクションもうなづけます。
ラグビーの世界では体重を落とすことはタブーとされていたからです。
しかし、75kgに体重を落としたことで、相手に体当たりしても衝撃が緩和され、
学生時代のスピードが戻って、33歳となった今も現役バリバリです。

痩せたいという思いや勝ちたいという思いを本気で考えている人間じゃないと成功はしません。

組織にとらわれずやりたいことを実行

某大手飲料メーカーさんをはじめ、数多くの上場企業と手を組んで商品開発を手掛けていますが、
会社を大きくしてどうこうしたいといったような野望はあまり持っていません。
どこかに属しているということもなく、やりたいことを続けて、
結果として売り上げにつなげられたたらいいなぁと思っています。

器用貧乏にはなって欲しくない!

好きなことがたくさんあるならば、広く浅くではなく、広く深く突き詰めて欲しいと思います。
学生の身分であれば、考える時間もたくさんあるでしょうから、
それらを上手く利用して、普段、何気なく見過ごしているような物事にも、
何かしらの意味があると真剣に考える姿勢を持って欲しいです。

突き詰めていく中で、自分自身で答えが導き出せるようであれば、その世界で
やっていける可能性があるのではないでしょうか?
人と同じことをやっていても変化はありません。人と違うことをしようとすることは、
前例がないこともあって大変なことは多いと思いますが、ゴールを意識して挑戦していって欲しいと思います。