代表取締役 新井 勇也

株式会社Your Games 代表取締役 新井 勇也

代表取締役 新井 勇也

設立 2010年9月29日
事業内容
  • 携帯電話向けコンテンツの企画、開発、運営及び販売
  • パソコン向けコンテンツの企画、開発、運営及び販売
  • 家庭用ゲーム機向けコンテンツの企画、開発、運営及び販売
会社HP http://www.yourgames.co.jp/

ゲームを愛する仲間と意気投合し、起業。

2010年9月に、(株)Your Gamesを設立しました。
もともとゲーム業界で様々な経験を積んできた4人が集まって、
「自分たちで会社をつくろう」
という話になったのは、その約半年前。
それまでは経営者になるつもりなんて、まったくなかったのです。
けれども、そのメンバーで、今まで積み重ねてきた実績や人脈を駆使して
新しい会社を立ち上げるという事をイメージした時、「できる」と思いました。
私は制作畑で約5年間勤めていましたが、ディレクターやプロデューサーなどの
経験があり、事業計画やお金の管理といった面も比較的得意分野であったので、
代表取締役の座に就く事となりました。

もちろん、実際に会社を経営していく上で、想定していた範囲内外の
様々な壁にぶち当たる事が多々ありますが、その都度メンバーと議論を尽くし、
最善の策を練り、編み出していくところにベンチャーの醍醐味を感じていますね。

ゲーム業界NO.1企業をめざして。

「会社をつくろう」と決めてからの半年間は、経営に関する本、
経営者や起業家の著書など50冊以上の本を読みあさりました。
いろいろな知識や考え方を知った上で、私が行き着いたのは「simple is best」。
何事も簡単で、わかりやすいのが一番良いと思いました。

そこで企業として、
「ゲーム開発におけるナンバーワンカンパニーになる」
という経営理念を打ち出しました。

また、「個人の行動力と想像力を尊重し、能力に応じて責任や機会、報酬を与える」
「誠実に努力した結果の過ちに寛容になり、挑戦を続ける事を奨励する」として、
社内の人間が気持ち良く働けるような企業の姿を追求。
さらに、「優先順位は1.顧客 2.従業員 3.利益 4.株主」といったことも、
働く人間としての基本姿勢がブレないよう、経営理念のなかに掲げています。
当たり前の事を、きちんとできる会社に。
シンプルだけれど、それが重要だと思います。

わが社の開発したゲームがオリコン1位に。

その第一の経営理念を象徴するかのように、我が社の開発したゲームアプリケーション
『レトロイドシューティング』が、ちょうど創業1年程度でオリコンのシューティング部門1位を獲得しました。
このゲームはクリックするだけの簡単操作で、シューティングゲームを楽しむ事ができます。
スマホ向けアプリなので、通勤や通学の数十分の間に、ゲーム初心者の
方々にもわかりやすく、手軽にできるものをという考えが大前提にありました。
その上で、どこか懐かしくて、コアなゲームファンにも喜んでいただけるような
仕組みをと考え、開発した結果だと思います。

もちろん1位になったからといって、会社全体の売り上げが思い通りになるわけではなく(笑)、
今後の課題はまだ山積みですが、オリコンランキング1位というブランドを頂けた事に対しては、
多少なりとも嬉しい手応えを感じていますね。

自社発の商品でも勝負していきたい。

また、スマートフォンでPCサイトを閲覧する際に、操作性を向上させる
アプリケーション『Pointer Browser2』も発表しました。
それを使うと、画面上にマウスポインターのようなポインターが出てくるので、
小さな文字のクリックやテキストリンクなども楽に操作できるようになります。

このようにスマートフォンアプリの開発からソーシャルゲーム、その他のモバイルゲームの
アプリ開発、ゲーム内サウンド開発などを中心に事業を展開しています。
今は受託開発が主なウェイトを占めていますが、もともとは「自分達で作るゲームで
勝負していこう」と会社を立ち上げたので、自社発のオリジナル商品もさらに
充実を図っていきたいと考えています。

「ひと」重視の視点で経営を。

そんな私達が求めている人物像は、常に自分を磨き、
向上させようとする意思のある方、積極的に情報を発信できる方。
また多数の制作会社が凌ぎを削るゲーム業界で勝負していくためには、
市場の変化を素早く察知して、具体的な行動をとれる方。
そして、ゲームをビジネスとして捉えられるか、数学的、
論理的に物事が考えられるかといった事も必要不可欠です。
「ゲーム業界で一位になる」という目標に向かっていくためには、
我が社自体の土台作りもさらなる確立を進めていかなければならない段階です。

どんなデジタルな業界であっても、結局作るのは「ひと」であり、対象も「ひと」です。
社内で働いている人間に、報酬や待遇面で売り上げをしっかりと還元し、一人ひとりの
モチベーションを上げ、よい商品を作り出していきたい。
それらを世間に発表し、喜んでくれる人を増やしていきたいと考えています。
今はまだ我々の作品を使っていただいている方は、ごく一部ですが、そのスケールを
どんどん広げられるよう、今後も、野望を持ったスタッフ達と切磋琢磨し、ご協力、
ご協賛いただいている会社の方達と共に歩んでいきたいですね。

その仕事に就いて「何をしたいか」を明確に。

就職活動をされている方は、大変な時期かも知れません。
私は、入る企業の規模は、さして問題ではないと思います。
「入って何をやりたいか?」
という事が重要なのです。

やりたい事や達成したい事に対する本気度は、少し話をすれば、すぐにわかるものです。
しっかり考えている人は、例えば、ただ「ゲームをつくりたい」などと口で言うだけでなく、
プログラムを学びに行ったり、勉強会に行ったりと、行動に結び付いているので、
こちらが何かを言った時に、
「それって、こういう事ですよね」
という会話のキャッチボールができます。

ところが、それができていない人間は、
「ふ〜ん、そうなんですか」
で終わってしまいます。
ちゃんと会話が成立して、
「こいつが入ったら、こんな事ができるかも知れない」
と、会社側に思わせる事ができれば、就職活動は成功です。
極端に言うと、「会社」でなく「業界」で「こんな事をしたい」でも良いのです。
目的や目標を持ち、そのために何らかのアクションを起こしましょう。
それができる人間には、どんな時代であろうと自ずと道が開けるはずだと思います。