代表取締役 片浦 達也

株式会社インデックス・ワン 代表取締役 片浦 達也

代表取締役 片浦 達也

株式会社インデックス・ワン
設立 平成12年4月
事業内容
  • 不動産の売買、仲介及び管理、 土地・建物の
    有効利用に関する企画・調査・設計
会社HP http://www.index1.co.jp/

「インデックス・ワン」に込めた想い

大学4年生の時に始めた就職活動で、不動産会社に内定をもらいました。
大手志向はなく、不動産業界にこだわっていたわけでもありません。
ただ、自分がどこまでできるか可能性を試してみたいと思い、職種は営業と決めていました。
やるからには、商品が大きくて一番稼ぐことのできそうな不動産がいいだろうと。
当時はバブルの前兆期。私が就職したその会社は銀座に自社ビルを持ち、
売り上げを伸ばしていました。
給料をもらう以上は営業のトップを目指そうと、1年目は憧れの先輩の言うことを
120%実行し、すべて吸収しようとひたすら頑張る毎日。
会社自体が結果を出さないと厳しい環境にありましたが、新人賞を獲得し、
2年目以降になると、自分のこと以外に業界全体のこと、
他社との比較にも目が向くようになりました。

やがてバブルの全盛期へ。ヘッドハンティングされた先輩について、
不動産投資会社へ転職しましたが、バブル崩壊と共に倒産。
その後、実住業界へ転身したのですが、前会社で役員になっていたので、
向こう5年間は役員に就くことができなくなってしまった。
しかし、逆に良い機会だと思い、実住業界で一から始めました。
ところが、その会社も急激な成長戦略が仇となって倒産。
今まで勤めてきた会社で、やるべきことをやってきた自負心がありました。
だから、また同じ思いはしたくない。ならば自分が代表になって、潰れない・
無理な拡大はしない・計画性を持った会社を創ろうと思いました。それが会社設立の
きっかけです。勤めていた時のメンバーと、初めはマンションの販売代理からスタートしました。
当初はデベロッパーを目指していましたが、資金調達という理想と現実とのギャップに苦しみ、
原点に戻って、小さくても成功する事業をコツコツ積み上げて行こうと考えました。
今までの経験から学んだ、無理なノルマ設定や売り上げ至上主義的なやり方などを
反面教師とした、実力のある会社作りですね。
インデックスは文字通り「索引」。数ある選択肢の中のオンリーワンを目指して、
不動産に関わるものや会社を創って行きたいと思っています。

すべての方に、住宅・マイホームをご提供したい

弊社は、購入を考えている方・いない方、すべての方に住宅・マイホームをご提供したい。
家を買うことは、家族の絆や結びつき、社会に対する責任など様々なことが必要となってきます。
マイホームを手に入れて、人生をどのように送っていくかがポイントと考えて、
できるだけ広く多くの方にご提供したいのです。
むしろ、購入を考えていない方にこそ、ご提供していきたいですね。広告で購入を
考えている方を集客するのとは真逆の、「広告に頼らない営業」です。
基本的には、営業マンがお客様の状況に合わせて段階的にお話をしていきます。
買う・買わないに至る理由はありますが、住宅を探していないお客様に向けて、無理なく
ローンを組んでマイホームを持つことができます、と個別にフォローしていく。
現在は仲介、リノベーション、新築マンションや一戸建ての販売の3つの事業を主としています。
売り上げ比率は新築マンション販売が9割ですが、将来的には5割が新築マンション販売、
残りが中古販売、プラスαを仲介にできたらと考えています。

自社ホームページでの集客を

センチュリー21のネットワークを生かした事業展開を目指しています。
同業者のネットワークといった部分では、リアルなマーケティング情報をいち早く手に入れられる、
仕入れがスムーズ、中古物件に関しては、ウェブ集客ができる、といった利点を生かしていきたいですね。
「Re-NET」という中古マンション専門サイトがあるのですが、自社ホームページで
集客して成約まで持っていくポータルサイトを作ろうと思っています。
2〜3年前は他社ポータルサイトからの成約が多かったのですが、アクセス数が多すぎて
正確な数がわからなかった。
そこで、エリアを特定し、仲介に留まらずリノベーション、リフォームを強みとしたサイトを
新設して他社と差別化し、より上質な物件を紹介していこうと考えています。

夢や自己実現、自分らしさのこだわりを持つ人と

先に述べた3つの事業は、将来的にはグループ化を目指していますが、
支店展開も考えれば、裾は更に広がってくるかも知れません。
現在は平均年齢が30歳くらいですが、時代に合った若い人材が売り上げに結びつくのでは
と考え、中途採用活動は随時行っています。

いずれは新卒採用も考えていきたいところですが、
面接でお会いした中で、すぐに諦める人が多いことが気になります。
夢や自己実現、自分らしさのこだわりを持つ人が少ない。
時代が違う、価値観や考え方は違うでしょうが、それを言い訳にしていては何も変わりません。
不安を抱え、変えなきゃいけないと思いつつも具体的には何も行動を起こさないのではなく、
変化や失敗を怖れずに挑戦し続ける人、そんな人と一緒に働きたい。
また、自分の存在を大切に思い、自分を大切にできる人。
そんな価値観を共有できる人に入ってきて貰いたいですね。

変化に対応できる自分の価値観を

自己実現という言葉を、どこか捉え間違えている人が多い。
自己実現というのは、目的があり、自分が本当に欲しいものは何かを詰めて、
目的を達成するための自分らしさなのです。
仕事を通じて、自分にしかできない何か、を発揮するのが自己実現なのです。
やらない自分の価値観だとか、就職しないのも自分らしさだとか、熱くならないのが
自分らしいとか、不運な自分でいたいとか、自分勝手な解釈が多いように思います。
頑張れば稼ぐことができると考えているかも知れませんが、あくまでも第三者に認められて対価、
報酬が生じ、そこで初めてお金を手にできるのです。

リーマンショック以降、就職にも厳しい状況が続いていますが、時代が変わっても同じことなのです。
自分が何かアクションを起こすことで変わって行くし、自分が変わろうと思わなければ変わらない。
いい所に就職してもすぐに辞める人がいるし、時代がいい時に就職したから一生安泰なわけでもない。
しかし厳しい時代だからこそ、がむしゃらに頑張ったらご褒美が得られるのではないでしょうか。
変化に対応できる価値観を身につけてもらいたい、と思います。