代表取締役 高橋 秀志

株式会社ハッスルジャパン 代表取締役 高橋 秀志

代表取締役 高橋 秀志

株式会社ハッスルジャパン
設立 2008年9月
事業内容
  • セールスプロモーション事業
  • メディアブランディング事業
  • 人財育成事業
会社HP http://hjp.co.jp/

動き始めた学生時代

大学生活を始めた頃は、このまま行くと当たり前のように就職活動の時期がきて、
とりあえず就職する自分がいるのかなと思うと、とにかく行動を起こさなければと思いました。
そして、単純な好奇心から、1年休学してオーストラリアへ行きました。
初めての海外は、全く何も分からなかったところから始まりました。
それだけに、目の前の全てが新鮮で発見ばかりがありました。

そこで得たことは、一つ目は国籍、人種関係なく世界中友達になれるということ。
二つ目は自分の価値観と違う人と出会うことで、自分自身を客観視することができたこと。
三つ目は人生は自由でいいんだなと思えたこと。

オーストラリアでは、自分の人生を自分で選んでイキイキとしている人ばかりでした。
自分がいかに固定観念に縛られていたかということに気付かされました。

仕事の価値観を変えてくれた営業職

そして1年後、日本へ帰国してから日本人を見ると、皆疲れた表情に見えました。
その時、「日本はヤバいな」と危機感を抱きました。オーストラリアの空気はもっと他人との
コミュニケーションに溢れていたからです。「日本を何とかしなければ」と漠然とした思いが出てきた私は、
今まで単位をとるための大学講義に対し、教育・歴史・政治と真剣に興味が湧いてきました。

また生活費も自分で稼いでいくために時給の高い営業のアルバイトも始めました。
そこで尊敬できる一人の営業リーダーに出会いました。仕事が終了する定時になっても
彼女は仕事をやめなかった。はじめは「なぜだろう」と思いましたね。お金が貰えないのに
残って仕事をしてもしょうがないのにと。でも、一緒に残って気付いたんです。
彼女は、時間のためではなくて、自分に与えられた目標に対してそれを達成するために
仕事をしているということを。稲妻が走った感じでしたね。輝いている人に会えたら自分も輝けるんです。
そこから私自身もお金のために営業をするのではなく、
目標を達成するために営業をするという意識に変わっていきました。そうすると自然と
仕事が面白くなっていくんですね。試行錯誤を繰り返しながら何が良くて何が悪かったのかを
考えるようになります。営業トークや生産性向上の手法を徹底的に研究しました。

そのうち、リーダーを任されるようになり、営業成績全国一となった時、自信となりましたね。

経営者と会い続けた就職活動

就職活動にしても、面接のノウハウより、企業概念や社長の考えに興味を持っていました。
ベンチャー企業の講演に出席し、積極的に社長と会う機会を自ら作っていきました。
ベンチャー社長の考えはポジティブで魅力的でしたね。即断・即決力がすごくあるんです。
しかもガツガツ質問をする私に快く応対してくれる人格も備えている。意外と学生相手でも
応えてくれることがわかり、嬉しかったですね。こうして企業のトップと会う日を重ねていくうちに、
「日本を何とかしなければ」という思いから、「日本を明るく、元気にするために、
会社をつくっていこう」という決心へと前進しました。

共感できる会社こそマッチした会社

最終的には飲食業界の「てっぺん」に就職しました。
なぜまた飲食だったかというと、衝撃が走ったんです。というのも、同社の社員がすごくポジティブで、
皆が「夢」と「ありがとう」を軸に語っているのを見て、心底共感したのです。
だからここで「人財育成」を徹底的に学ぼうと決めました。入社後は非常に内容の濃い、
納得のいく1年半でした。

その後、いざ独立へ向けて「人財育成」をベースに「夢」と「ありがとう」をもって、
「社員を元気にしたい、日本を明るくできる会社をつくりたい」と資金作りを始めました。
そこで、自分の価値観を変えてくれた営業職で勝負していこうと思い、
友人の紹介で通信事業の営業をスタートしました。そして、ハッスルジャパンを立ち上げたのです。

ハッスルジャパンとは

我々の志は「若い力で日本の力を元気にしていこう」であり、ビジョンは
「アナログとデジタルのコミュニケーションを通して日本を代表する人財育成カンパニーをつくること」です。
そんな当社の事業は3つあります。
一つ目はアナログという、いわゆる対面となるセールスプロモーション事業、二つ目はデジタルという、
メディアブランディング事業で、いずれはこの事業へのシフトチェンジを考えています。

もともと当社は、営業力を強みにしているので、
入社後1年目は徹底的に「売る力」=「コミュニケーション能力」の育成に注力します。
そのために1年を4分割した「クォーター制度」を設け、3か月を1年分と見なして、
4倍のスピードで成長してもらいます。そして1年間で徹底的にアナログのコミュニケーション能力を身につける。
プレゼンテーションスキル・傾聴力・人を惹きつける力、お客様の立場になって考えられる
ヒアリング能力を持つのです。これが確立されたら、リーダーとなって組織化を図る力を持つ。
そして、仕組みを作り、それを売っていくブランディング能力を持つのです。

その営業力こそが、三つ目となる人財育成事業です。「人」こそ売り物なんです。
僕自身も売り物だと思っています。社員一人ひとりを徹底的に育成することで、ブランディング化を図り、
企業からオファーのくるような人財に育てる。その人が財産そのものになれば、何があっても困らないはず。
コンサル業務、パートナー企業に対しての営業指導と、様々な道が開けてゆくのです。

新卒者への期待

若さを武器に設立から3年間勢いでやってきました。
これからの成長も入社してくる新卒者に大いに期待してます。
新卒者に求めているマインドは、ビジョンに共感してくれる人、貪欲な人、そして素直な人です。
一番できる人の手法を素直に受け入れてこそオリジナリティが生まれると思いますので、
当社の新卒学生には我武者羅に仕事をしてほしいと考えています。

今、就職活動されている人は、他人と比較をして優劣を考えて落ち込むこともあると思います。
ですが自分自身と向きあって考える良い機会だと考えて下さい。
安易に内定を貰うことを目的にせず、頑張ってほしいと思います。「誰といるか、何をするか」が大事です。
その何かを見つかるまで諦めず、納得するまで考えながら走り続けてください。