代表取締役社長 浜辺 拓

株式会社ウィナス 代表取締役社長 浜辺 拓

代表取締役社長 浜辺 拓

株式会社ウィナス
設立 2004年
事業内容
  • 通信システムによる情報サービス及びコンサルティング、モバイルトータルプロデュース
会社HP http://www.winas.jp/

入学初日に退学!?その決意の理由とは?

高校まで北海道で育ち、順調に道内で上位の私立大学に合格しました。
ところが、どうにも自分の中で消化しきれないモヤモヤとしたものがあり
「現役でスパッと合格・進学」に違和感を覚えたんです。
元々、感覚で物事を決めてしまう危なっかしい性格だったのを、
父親は見ぬいていたんだと思います。
入学式の数日前に
「真剣に100%努力して勝ち取った入学なのか?そうではないだろう?」
と指摘されたんです。
とは言え、素直に「そうなんだよ」なんて認めるはずもなく
「100%頑張ったに決まってるだろ!」と反論しましたが、
結局モヤモヤとしたものを抱えたまま入学式を迎えたんです。        

この時ばかりは真剣に考えましたね。
実際は自分の中でも「やりきった感」が無かったので、結果としては
入学式に出たその足で学生課に行き「すみません、今日で退学します」と
届け出ていました。

偉くなりたいなら社長になればいい

翌年、東京の大学に入学し充実した学生生活を過ごしました。
が、就職活動の時期になりまた違和感を覚えました。
「自分が本気でやりたいことが何か?」「仕事とは何なのか?」を
きちんと理解していなかったからです。
取りあえず会社説明会に行ってみたものの、方向性が定まっていないので
当然ですが興味が沸かない。

ただ、漠然とですが「偉くなりたい、その近道は社長になることだ!」
という思いだけはあって…。今にして思えば浅はかな発想ですね。

お金持ちになりたい、偉くなりたい、社長になりたいけれど、その能力がない!
起業のスキルも知らない!じゃあ、就職活動で目指すのは、業種ではなく、
社長に最短でなれる仕事・ステップアップが可能な会社だ!と決めました。

何社か内定をいただいてはいたのですが、株式会社光通信の説明会で
実力主義であることや入社1年目でも仕事を任せ、きちんと評価してくれる点を
聞き、心が動きました。
また、経営者育成コースとしての幹部候補生としての採用を提示頂いたため、
私としては、社長になるために色々経験したいですし、学歴ではなく、
新入社員全員がゼロスタートで挑戦できる企業に魅力を感じたんです。

入社まもなくに木っ端みじんになったプライド

ところが、入社して2週間は、自分の自由さ・甘えが全く通用しないことを
思い知らされることに…

例えるなら木っ端みじんに吹き飛ばされた!というところでしょうか。
学生時代なら、そのプロセスを評価してくれていたものが、仕事は結果が全て。
学生の世渡り術なんて通用しません。
入社後すぐに、パンフレットを紙袋にたくさん詰めそれを両手で持ちながら、
民家へ飛び込み営業をするのが仕事だったのですが、
学生の時からプライドが高かった私には、
「何でこんな仕事を俺にさせるんだ。」という考えが頭の中を巡っていました。
ですが、いざ玄関の前に立ちチャイムを押そうとしても手が動きません。
営業初日、実は1件もチャイムが押せない自分がいました。
私より冴えないと思っていた同期が契約を何件も取って来ているのに、
当然自分はゼロ件。
結果を出せ無い者は評価の土台にすら乗れない現実がそこにはありました。
ですが、そこからプライドを捨てがむしゃらに働き続けました。
振り返ってみるとこの会社で学んだことは大きかったです。
結局、約2年間の在籍期間に、中小企業向けのポータルサイトの企画職、
連結会社の統括業務、財務、税務も経験し、そろそろ自分の仕事を
可視化していきたいと思っていた時期に株式会社ザッパラスから
お誘いを受け転職し、その後当時の仲間と一緒に株式会社ウィナスを立ち上げました。

何でもいいから夢なり希望なり野心を持て!

「最近の若者は…」
と年齢を重ねた方々は言いますが、私はこの表現が好きではありません。
ただ、自身が一企業の代表となってからお会いした学生は正直「弱いな」と
感じることがあります。
<弱さ>が良い方向に転がればいいのですが、それは稀なケースです。
少し厳しく言えば、弱い上にプライドだけは誰よりも高い人を見ると、
人の言葉を素直に頭の片隅に置いておく人間と、そうでない人間には
決定的な差があると思ってしまいます。
自信のなさの裏返しなのかも知れないですが… 

確かに、情報化社会の中で自分を保つのは難しですが、学生なりの感受性の
豊かさを磨き、社会に出た時の心の準備をしておいて欲しいですし、
「何でもいいから夢なり希望なり野心を持ちなさい!」と声を大にして
言いたいです。
そのためには、まず自分にとって身近でイマジネーション出来る仕事を
目標にすること。変なプライドは目を曇らせます。

私自身も「社長になりたい!」という想いからスタートしています。
「今の日本は…」で夢や希望がないと言うけれど、自分の夢は
自分で描いて実現するものですから!