代表取締役 CEO 畑野 仁一

株式会社ネットマイル 代表取締役 CEO 畑野 仁一

代表取締役 CEO 畑野 仁一

株式会社ネットマイル
設立 2000年11月7日日
事業内容
  • インターネット市場におけるユニバーサルポイントプログラム「ネットマイル」のサービスを運営
    ネットマイル会員を活用した、マーケティングリサーチ事業の運営
会社HP http://biz.netmile.co.jp/

ビジネスのコツは「情報の非対称性」にあり

小学校の頃は変わった子供でした。
学校のテストは名前だけ書いて白紙で提出。
何で自分より無能な人間が自分を試すのか?と、先生に盾突くような小学生だったんです。
野球をやっても、「誰が一塁に走るって決めたの??」と、
何でも自分がルールを作らないと気が済まない子供でした。

バブル全盛期だった大学時代は、個人で車のブローカーをしていました。
まだネットも無い時代だったため、何かを買うにも比較する情報がなく、
車を買うにも近くのお店で値段を聞くくらいしか情報を得ることが出来なかった頃です。
私は常に情報を集められるよう、携帯電話がまだショルダーフォンの時から持っており、
月に30万近くの電話代を払っていましたが、
それでも十分なほどに売り上げを作ることができました。
この頃ですかね、商売のコツは情報の非対称性にあると知ったのは。
皆が持たない情報をいかに集めるか。
そこにビジネスチャンスがあることに気付いたのです。

サラリーマンではダメ!!目指すは経営者!!

就職活動は全くせず、自動車メーカーで商品企画のインターンをしていた関係で
半ば強引に入社させられてしまいました。
最終面接には、タンクトップと短パンにショルダーフォンという、
普段大学に通っている格好で行きました。
別に格好なんて関係ないと思ってました。
それは採用する側になった今でも変わりません。
もしタンクトップに短パンなんていう格好で説明会に来る学生がいたら、
思わず内定を出してしまうかもしれませんね(笑)

話は戻りまして・・・
新卒として入社をしたものの、学生時代から自動車のブローカー事業を個人で行っていた私にとって、
新入社員向けの研修プログラムは退屈そのものでした。
なにより、新卒で手にした給料の低さには驚きを隠せませんでした。
学生時代は月に100万以上を稼いでいましたらかね。
『こりゃ、サラリーマンとして働くのは厳しい』
自分で経営するのが一番だと思い、約4年働いて退職。

その後、経営者を目指すべくMBAを取得しました。
取得後は大手の外資系企業に転職し、
世界で一番のブランド企業と言われる日本コカ・コーラ社で
ブランドマーケティングも学ぶことができました。

インターネットとの出会いが起業を後押しした

ネットの世界でビジネスをやろうと決意したのは、ある本を読んだことがきっかけです。
そこには、スティーブ・ジョブズが、米ペプシコーラ社のCOOのジョン・スカリーを
アップル社のCEOに誘ったときの言葉が書かれていました。

「君は残りの人生も黒い砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?」
私はこの言葉に背中を押され、ネットの世界に足を踏み入れたのです。

外資系企業を辞めた後、当時ビットバレーの中心であったネットエイジに勝手に押しかけ、
給料が半分になってもいいと言って無理に入社をさせてもらいました。
最初は明確なビジネスモデルがあった訳ではありませんが、
漠然とヤルからには大きなビジネスがしたいと考え、ならば国を作ってしまえと思いました。
国の定義はいろいろありますが通貨の発行する権利を持つと言うことは、
独自の経済圏を構築できるので、それをインターネットを通じて創ってしまおうと思い、
今のビジネスモデルに至った訳です。

現在の当社のサービス『ネットマイル』は、ユーザーが約250万人。
私が目指すは、最低限でも日本人全員が使うサービスを育てること。
世界で一番ユーザーを喜ばせるサービスを作りたいと思っています。

ポイントプログラム自体は古くからあるサービスですが、
インターネットを使うことで、これまで以上にお得で便利なサービスに
成長させていきたいと考えています。

オタクよ集まれ!!

面接でよく、「私は好奇心が旺盛です」という学生がいますが、
話を聞いていると、結局「興味がある」というレベルの人が多いですね。
私が求めているのは、真に好奇心旺盛な人材です。
何かを突き詰め、「このことであれば、誰にも負けません!!」と、言い切れるくらい、やり切った人。
それが好奇心旺盛な人なのではないでしょうか。
だって、好奇心があれば底が見えるまで掘り下げ続けるでしょ??

それだけ一つのことを突き詰めたオタクこそが、世の中に新しいサービスを生み出すことができ、
「あったらいいな」ではなく、「無くては困る」サービスを生み出すのです。
当社のようなベンチャーは、新しいサービスを作り続けていかなければ衰退してしまいます。
だからこそ、現状を維持する優等生より、変革をもたらす突き抜けたオタクを必要としているのです。
「私は好奇心が旺盛です!」そう言える方は、是非当社の門を叩いてください。