代表取締役 会長 兼 社長 藤田 一郎

株式会社テラネッツ 代表取締役 会長 兼 社長 藤田 一郎

代表取締役 会長 兼 社長 藤田 一郎

株式会社テラネッツ
設立 2000年3月
事業内容
  • オンラインゲーム制作
  • デジタルコンテンツ制作
会社HP http://www.terranetz.com/

・証券会社で学んだ知識を実践で活かす

私は現在、株式会社テラネッツの代表取締役会長 兼 社長という肩書ですが、
創業社長ではありません。現在、副社長の岡田と共にテラネッツを経営しています。
2010年5月、テラネッツを再度創業させる責を持って、この役職に就任致しました。

以前、証券会社にて、上場会社、未上場会社に対し、
IPO新規上場や事業再編、M&Aなどの投資銀行業務を担当していました。
その後上場企業の役員として、事業戦略の策定や運営を経験したのち独立し、
経営コンサルタントとして活動する中、テラネッツの筆頭株主の方から
「この会社を経営し、成長させてみないか?」と誘いを受けたのが
社長就任のきっかけです。

今まで数々の企業のお手伝いをさせて頂くなかで、
企業も生き物と考えています。事業分野も、人も様々ではあるものの、
可能性を最大に活かし、成長させる、その中で、社員が成長してゆくことを
最大の目的としています。
社員が成長してゆけば、その会社も間違いなく成長してゆくと考えています。

・ブランド力が会社の成長を握る

今、当社は変革の時期です。私は「ブランド力の形成」が会社の更なる成長を
考えるにあたって、1つのキーポイントになると思っております。

例えば、HONDAが物作りにこだわったS2000という車がありました。
小さくてうるさくて、ギアもマニュアルしかなくて乗りにくい。
値段が高いのに内装はさほどこだわっていない。
でも車としての基本性能は抜群でした。
こんな車を選ぶ人の理由はなんでしょうか。
HONDAの車に対する理念や想いというこだわりが車からユーザーに伝わり、
その「HONDAらしさ」に共感したユーザーが車を購入します。

そのこだわりが「ブランド力」であり、他の企業が真似できない強みなのではないでしょうか。
もちろん、そのブランドは押しつけではいけません。
テラネッツでも、これから会社を盛り上げていくにために取引をしてくださっている企業、
またサービスを使っていただいているユーザーのみなさまが何に期待してくださっているのかを
もう一度しっかりと見据えていきたいと考えています。
その上で作り手がこだわりをもって商品を作り、商品に触れるお客様が
そこから理念や想いを感じてもらえる。
その繰り返しをもって「テラネッツブランド」を築き上げていきたいと考えています。

・お客様に喜ばれることが好きな人と働きたい

一緒に働きたいタイプの人は、「人のことが好きな人」ですね。
どんな仕事であっても、その先には人の気持ちがあります。
サービスを使って頂くお客様あっての仕事なので、出来上がったサービスを使って
お客様がどのように感じられるのかを想像できる、そのような
「サービス業の発想」を持てる人と一緒に働きたいですね。

・会社のテーマカラーを「青」から「オレンジ」へ

テーマカラーはオレンジです。最近、ホームページを変えたのですが、
「青」を基調としたものから、「オレンジ」を基調としたホームページに変えました。
オレンジは明るく、気持ちがとても上向きますよね。
名刺の色もオレンジに変えて、お会いした方に
これからのテラネッツに期待して頂きたいという想いを伝えたいと思います。

・座右の銘

昔、担当させて頂いていたある経営者の社長室の壁に貼ってあった
「半歩先のライフスタイルの提案」という言葉です。
その社長いわく、「新しいライフスタイルを提案してゆきたい。
でも一歩先のことはお客様にも想像しにくい。
半歩先ならば、ちょっとした勇気があれば受け入れていただけるはず。」
とおっしゃっていました。

人のライフスタイルは常に移り変わりますが、
企業は新しい文化を提供し続けていかなければいけません。
そのためには、常にお客様が考えるよりもちょっと先の発想を
持ち続ける必要があります。
私は社長がおっしゃっていたこの言葉がずっと頭の中に残っています。
業種、業界に限らず全ての仕事にこの言葉は当てはまると感じています。

・就職活動をしている方々へのメッセージ「自分が共感できる想いを持った会社を選ぼう」

大事なことは、その会社が、「自分が共感できる想い」を持っているかどうかです。
共感できる会社が見つかれば、間違いなく向こうも同じ想いで応えてくれます。
そのためにも、自分の目線がどこにあるのか、何に共感できるのか、
しっかりと考えてみる必要があります。
その目線がしっかりしていれば、自分が共感できる会社に必ず出会えるはずです。

一般的に、会社が大きくなればなるほど、元々持っていた理念や想いが
ぶれたり薄れてしまう傾向にあります。
そんな中でも、規模に関係なく、ぶれない会社は伸び続けます。
だからこそ、あなたの想いに共感できる会社を探しましょう。
万が一、一生懸命探し続けても見つからなかった場合、
その想いはまだ世の中のどこにもない考え方かもしれません。
それは起業して成功する大チャンスかもしれませんよ。