代表取締役 小山 睦男

有限会社インプルーブ 代表取締役 小山 睦男

代表取締役 小山 睦男

有限会社インプルーブ
設立 2002年7月23日
事業内容
  • 書籍コーディネート(商業出版の企画持込代行)
  • 広告・宣伝に関する媒体取扱い全般、企画、広告制作
  • 営業代行サポート
会社HP 出版コーディネートサービス
http://www.imprve.com/

営業一筋の人生。逆境をバネにして掴んだ成功

大学卒業後、大阪の教材販売の会社で営業、次にカメラ屋で店頭販売を経験。
その後、都内の大手広告代理店の求人広告の営業職に就きました。

ここでは1日100件、飛び込みで回るというまさに泥臭い営業スタイルでしたが、
入社後半年でトップクラスの成績を上げることができ、ここで初めて広告業界の
厳しさを知ると同時に、面白さも味わうことができました。

次に専門学校の学生募集の営業を経て、最後に広告代理店で17年間勤めました。
この間に広告代理店業のノウハウと流れを習得することができました。
(このときの出版社との付き合いが、現在の書籍コーディネート業に繋がるきっかけ)

ところが、思いがけず入社17年目にしてリストラ勧告を受けてしまったのです。
一時は苦境に立たされたものの、30代半ばで独立しようと決めていたこともあり、

“これは自分にとってのチャンスかもしれない!”

と考え、起業を決意しました。
長年の営業で培った精神力が今の仕事にも活きていると思いますね。

広告代理店から出版コーディネート業へ

当社スタートした1年余りは広告代理店業務オンリーでしたが、
広告業界の景気も冷え込み、ビジネスの幅を広げなければと考えていた時に、
たまたま出版社に本を出したい人の企画を持ち込み依頼を受けたのが、
現在メインにやっている出版コーディネート業の始まりです。

始めの数本の企画は失敗に終わったのですが、
本の出版を考えている行政書士の方と出会い、
行政書士に特化した起業本の企画が初めて成功したことで、
徐々に依頼も増加し、現在に至っています。
当社は本の企画の売り込みだけでなく、発売後のPR活動もサポートしています。
また、本を出版したい人向けのセミナーも定期的に開催しております。

目標1000冊!目指すは“必達売り込み人”

出版プロデュース業の方はたくさんいらっしゃいますが、
私の基本スタンスは、売れる著者を発掘するよりも
「自分の本を出したい!」いう人の想いを1人でも多く叶えることです。
2人の企画書を出せば1人は必ず通す“必達売り込み人”を目指しています。

おかげさまで、出版冊数がもうすぐ100冊に達します。
自由業の私が死ぬまでには1000冊手がけることが今後の目標です!

共に働きたい人物像は

いろんな出版社に出入りする仕事ですから、
どんなタイプの編集長とも対等に臆せず話し合いをもてる人ですね。

また、企画の売り込みは甘い考えでは通用しませんので
厳しいことや暴言を吐かれてもめげない人でないと続かないと思います。
本や出版が芯から、何よりも好き!であれば耐えられるでしょう。

社名に込めた想い

“インプルーブ”は「良くなる・上昇する・増産する」という意味があります。
リストラされたことによって、私はどん底の生活に突き落とされました。
しかし、そんな人生の底辺を経験した以上、今後は這い上がるしかない!
必ずやこの苦境をプラスに変えてみせる!と硬く決意したのです。
会社としてより上向きに成長していきたいという意味はもちろん、私と出会った
ことでお客様からも人生が好転したと喜んでもらいたいという願いを込めています。

座右の銘

“感謝”と“いつもここから”という気持ちは忘れないようにしています。
何かを始めるのに遅すぎることはないし、人の可能性は無限であると思います。

“今のこの瞬間”と
“人との繋がり”を
大切にと心がけています。

学生へのメッセージ

自分が本当に好きなこと、
とことん夢中になれるものを見つけることが大切だと思います。

好きなことなら、どんなことでも楽しいと感じますよね。
そうして楽しんでやっていれば、その気持ちが相手にも伝わって喜んでもらえる。
仕事を“真剣に楽しむ”ことが人の喜びに繋がると信じて、
やり続けることができた人こそ成功するのではないかと考えます。

それとできるだけ本を読んで、様々な人の考えや言葉に触れることも大事です。
若いうちに自分にとっての「この1冊を見つけること」意外と重要です!