代表取締役 中野 由仁

アドアチーブ株式会社 代表取締役 中野 由仁

代表取締役 中野 由仁

アドアチーブ株式会社
設立 平成15年10月30日
事業内容
  • グラフィックデザイン
  • ウェブソリューション
  • ECサイト運営
会社HP http://www.a-ac.jp/

とにかくのんびり人生を送りたかった

私が起業を目指した理由は、大きなビジョンを掲げたり、
野心があってのことでは決してありませんでした。

「とにかくのんびり人生を送りたい」
これが起業のキッカケです。

朝はゆっくり起きて自分のタイミング、スピードで仕事をし、
まぁ月に30万程度稼げれば生きていけるかな・・・
なんて思いながら個人事務所を運営していたのです。
仕事に関しては、紙のデザインからスタートし、
半年間くらいはフリーの方に協力してもらいながら仕事を進めていました。
ちなみにこの頃から、弊社の強みの一つである、
不動産関係のパンフレット制作を行っていました。

今思えばこの頃は社員を雇ってしっかりと組織を作るだなんて思ってもみなかったですね。

人の採用を始める

順調に仕事量も増えて行き、日々を忙しく過ごしていたのですが、
ある時、社外の人に頼ることへの限界を感じたのです。
クオリティに差が出てしまったり、早急に対応したくてもタイムラグがあったりと、
社内に人を入れなくてはいけない状況になり、正規採用を始めました。
実は、私が組織を作っていこうと思ったのは、採用がキッカケなのです。
相変わらず「のんびりと」と考えながら仕事をしている私に対して、
入社してくるメンバーから「会社を大きくしていきたい」という声が上がり始めたのです。
私自身、そうは言ってもと思いつつ、日々言われ続けているうちに、
「会社を大きくするぞ!!」なんて先陣を切って発言するようになっていました笑

そう決めてからの行動は早かったですね。
1年足らずで3人→12人に増員という、
単純計算すると、年間経費4倍作戦を実行してしまったのです!!
それでも勢いは止まらず、売上は人数に比例して上がっていきました。

4年目での挫折

自分でも驚くほど会社は順調に成長し、会社設立をしてから4年間、
倍、倍と売り上げが伸びていきました。

金銭的ゆとりと仕事への緊張感が無くなった瞬間、
まったくやる気を無くし、1ヶ月間ボケーっと過ごしていた時期があったのです。
やることと言ったら好きな本を読むくらい。

どうしたものかと悩んでいた時に、ある1冊の本に出会いました。
それは中国古典の本で、ビジネスに繋がる部分がとても多く、
著者を調べたところ・・・
「SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員CEO 北尾吉孝」
という名前が出てきました。
この方はビジネスのための大学院を立ち上げると話しており、
私は改めて経営について深く考えさせられました。

思い立ったら行動が早いのが私の良いところかもしれません。
それからすぐに経営学、人間学を学び始め、MBAの取得も行いました。
この経験のおかげで、今までの「お金を稼ぐぞ!!」という考え方が一新されたのです。
「利益だけではない、お金だけではないビジネスのあり方」を考える会社にしていく。

そう考えるようになっていった私は、
利益追求だけではない、「日本のクリエイターと企業を繋ぐ仕事」
を叶えるための会社作りを行い始めたのです。

Web上で完結できるビジネスモデルの追求と、
売り上げ効率向上方法を考えて行くことを常に行っていくことで、
今では15人のメンバーが在籍する会社にまで成長することができました。

中野社長が情熱を傾けるものとは・・・

私たちは、デザインに関連した仕事を通し、
お客様、協力会社様、会社メンバーをはじめ、
私たちが関わる全ての人に、「幸せ」を感じていただける企業を目指しています。
そして、日本一のインターネットデザイン企業になるべく、
今まで50近くのサイトを立ち上げてきました。
http://www.a-ac.jp/index.html

この実績とノウハウを活かし、3年後に
“クリエイターと企業のためのマッチングサイト”
を立ち上げて行こうと考えております。
そしてゆくゆくは海外版も制作し国の垣根を無くしていきます。