代表取締役社長 香坂 伸治

株式会社銀蔵 代表取締役社長 香坂 伸治

代表取締役社長 香坂 伸治

株式会社銀蔵
設立 2004年5月22日
事業内容
  • ブランドバッグ・時計・宝石の質買取や販売業務
会社HP http://www.ginzo.jp/

45歳、人生の分岐点。

大学卒業後、日本マクドナルド社に入社し、15年間の現場経験を積んだ後、
海外駐在員としてアメリカ・シカゴの日本所有のマクドナルドの店舗で
オーナーオペレーターとして勤務していました。
その後、米国マクドナルド本社に異動し、2年間の経験を積んだ後、帰国。
帰国後はマーケティング本部に移動し、プロのマーケッターとしてのキャリアを積みました。

2006年、6月にクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン社の創業として
代表取締役に就任する事になりました。
海外駐在員時代のシカゴ在住時、
近隣にクリスピー・クリーム・ドーナツの店舗が新規開店しましたが、
開店当初からクリスピードーナツの人気はすごいものでした。
店舗には長蛇の列ができていて、私自身ドーナツを買うことができませんでした。
3ヶ月後にようやく初めて食べることができましたが、強烈な印象を受けました。
「これは美味しい!なんで日本にないのだろう」と思いましたね。

私はその後帰国し、
クリスピー・クリーム・ドーナツ日本上陸のニュースを新聞で知ることになります。
実は日本出店に携わっていた現リヴァンプ代表の澤田氏には
シカゴ駐在員時代に面識があり、ビジネスについて色々とお話させて頂いた経緯がありました。
その縁あってクリスピー・クリーム・ドーナツの代表就任の話を持ちかけていただきました。

代表への就任を持ちかけられた当時、私は45歳。
今後もひとつの会社で地道に働き続けるか、それとも新しいことにチャレンジするのか。
迷いに迷いましたが、
以前から45歳という年齢をひとつの人生の分岐点と考えていましたので
新しい道を選ぶことに決めました。
「チャレンジしなくて後悔は絶対にしたくない」という気持ちに駆られて
決断した事は今でも鮮明に覚えています。

その後、現職である銀蔵の代表取締役を務める事になるのですが、
銀蔵の会長である丹野氏の人柄に惹かれたことが、
全く新しい業界へのチャレンジの決意を固めた大きな理由ですね。
「共にこの業界で歴史を残すような素晴らしい仕事をしましょう」と言ってくださったのです。
新しい取り組みへ果敢に立ち向かうのならば最大限の協力を惜しまない、
そんな姿勢で私を受け入れてくれたのです。

今の若い人は意外と考えすぎる傾向にあるのかなと思います。
私は取りあえずトライしてみて、やりながら考えるタイプ。
当社の若い社員にもどんどんチャレンジしてもらって
成功の喜びを共有したいと思っています。

目指すは“日本一のブランドサイト”構築

昨今、日本のリユースビジネス市場は4000億円を越えています。
今後は20兆円とも言われている、埋蔵ブランド品を
もっと世間に還流する仕組みを作りたいと思っています。
お客さまがブランド品を売りたい時や買いたいときに、
スムーズに売り買いが出来るようなNETビジネスを構築したいと考えています。
今の消費者の方々のニーズに合った機能面を充実させた
日本一のサイトを作りたいというのが今の目標です。

銀蔵は新宿に3店舗、心斎橋に1店舗と4つの販売拠点を持っています。
NETで欲しいものを実際の店舗で手に取って確かめた上で購入する事も出来ます。
又、自社で時計工房を持っていますので、メンテナンスや保証面も充実しています。
ですからお客様には安心感と信頼感をもってご利用いただけるような企業を
目指していきたいと思っています。

モチベーション維持のコツとは

もともと私は、ほんの数パーセントでも可能性があるものなら
新しいことに挑戦してみたいと思ってしまうタイプの人間なのですが、
“現状維持は衰退に同じ”という気持ちを常に忘れないようにしています。

そうすれば、もっと上を目指したい!もっと会社をよくしたい!という想いが
自然と沸き起こってきますね。

共に働きたい人物像は

一番に“成長意欲の高い人”です。
人の能力というのは、勉学の知識だけでは推し量れないものだと考えています。
知識がゼロでもやる気さえあれば、あとから知識は付いてくるものだと思います。
それこそ亀の歩みでもいいので、日々着実に一歩一歩成長していける人物を望みます。

次に“何事にも目的意識がある人”です。
勉学でもバイトやサークル活動でも、それをどういう目的でやっていたかを
はっきりと説明できる人がいいですね。そういう人であれば今後、会社でどういう
活躍をしてくれるかイメージしやすいですから。

座右の銘

『失敗なくして成功なし』『チャレンジなくして成功なし』です。

できるかできないかを考えるよりも、
どうやったら出来るかをまず考える。
つまり、やるかやらないかなんです。

考えてから行動する事も重要ですが、
時には考えながら見切り発車をするくらいの大胆さと行動力も必要です。
失敗を恐れずにやり続けることが最も大切で、
その気持ちを失ってしまったら本当の意味で仕事なんてできないと思います。

学生へのメッセージ

今の段階でこうなりたいという明確な目標がなかったとしても、
少しでも興味のあるものは、とにかくやってみるという姿勢が何より大事です。
そして、もしその結果、失敗したとしてもそれを他人のせいにせず、
次に活かすことのできる自己完結型の人間を目指すことも大切ですね。
一歩踏み出す勇気をもって、どんどんチャレンジしていきましょう!