代表取締役 宮田志保

設立 平成19年7月31日
事業内容
  • メディア・コンテンツの企画・制作
  • SOHO支援のためのプロデュース事業
  • 広告代理業
  • マーケティング調査事業
  • コンサルティング事業
  • 地域コミュニティ活性化支援事業
  • 前各号に付帯する一切の業務
会社HP http://www.f-st.biz/

歴史が大好きだった小学校時代

幼い頃から、豊臣秀吉が好きで、それに関連する戦いやお城の話題に興味がありました。
当時使用していた下敷きも、他の女子がアイドルの下敷きだったのに、私は大阪城の下敷きを使っていました。
女子の友だちと話すことも楽しかったのですが、
戦国時代や三国志などの話を頭の良い男子に教えてもらうのが面白かったですね。

そのせいか、自分の将来を考えたとき決められたレールの上を進むような人生はいやだと漠然と思っていました。
このまま地元の企業に入社し、その後結婚して家庭を持つことも一つの道ですが、
できるならばもっと広い世界を見たい……。

そんな夢を持ち、就職活動は東京で行いました。
第一希望は出版社でしたが願いは叶わず、結果、一部上場の電子部品メーカーに入社することができました。
この会社では事務職として務めたのですが、上司、部下、同期との関わりの中で学んだことは大きく、
社会人として仕事をする上での基礎を教えていただきました。

仕事は、事業部の販売促進課として、設計部と広報部の橋渡しのような役割をしていました。
ある日、設計部からあがってくるプレスリリース原稿を読み、
専門用語が多いせいか一般の読者にはわかりにくいのではないかと思い、上司に相談しながら、
まずは自分が分かるレベルまで原稿を手直ししてみました。
それを設計部長に持っていったところ「読みやすくなった」とOK。
社内の広報からも良くなったと褒めていただき、
その後のプレスリリース原稿は、必ず目を通させていただけるようになりました。
このことで、自分はやっぱり編集制作の道に進みたいと改めて実感し、転職する勇気が出てきました。

エフスタイルの設立と考え方

その後、広告代理店に転職し、編集制作の仕事につきました。
出産後に退職し、在宅ワークに関するHPを創ったところ、メディアに取り上げられたこともあり、
アクセス数が増え、メールや掲示板を通じてネットワークが生まれました。

自宅を仕事場として働きたいという同じ思いを持つ方が集まり、
「特定非営利活動法人フラウネッツ」を立ち上げました。

仕事の方も、個人事業主として受けていた仕事の規模が大きくなり、
株式会社エフスタイルを設立しました。
フラウネッツでの出会いが、会社設立にも、仕事でも、精神的な面でも大きく影響を与えてくれました。

当社では、幅広い分野の企業や大学などの広告資材を扱っておりますが、
なかでもメディカル系のライティングや、音声起こしについては専門の編集チームを持っています。
難しい情報を紐解き、正しく分かりやすく伝えるという方法は、新人時代の経験から培ったものなのかもしれません。

ワーク・ライフ・バランス推進企業

当社では、ワーク・ライフ・バランスは当然のものとして捉えています。
仕事の方法やそれに関わる勉強は、経験を積んでこそ活かされるものであるし、
その重要性は、ライフイベントと比較できるものではありません。

そのため、エフスタイルでは、働き方について柔軟に対応できるように、
テレワークシステムを導入し在宅勤務を本格的に実施しています。

より高いスキルが求められるプロジェクトは、
多くの仲間と何度も話し合いを行い進めていく必要があります。

テレワークシステムでは、仮想の社内を作り、
相手の姿を見ながら打ち合わせができるようになっています。

文章で説明するのは難しいのですが、パソコン上で社内にいるように話すことができるので、
在宅勤務でも支障なく進んでいます。
これは「平成27年度総務省テレワーク導入支援実例」として公開されています。

また平成24年から継続して港区ワーク・ライフ・バランス推進企業にも認定されています。

学生へのメッセージ

私から学生のみなさんにお伝えしたいことは、
興味があるのであれば自分のいる位置から「一回り外の世界」に行って欲しいということです。

まだまだ自分はこんなところで終わる人間じゃないと思っているのであれば、ぜひ挑戦して欲しいと思います。

冒頭で、豊臣秀吉が好きとお話しましたが、
私が好きな理由は、農民という身分から天下を統一するまでに至った秀吉のバイタリティーです。

どうせ無理だろうと自分に限界を作るのではなくて、
人との縁をつなぎ、アイデアを駆使しながら戦国の世を渡っていく姿は、
とても面白く魅力的です。
晩年はともかくゼロからスタートした人物としてとても尊敬しています。

現実の話に戻りますが、「好き」なことと「できる」ことは違うものなので、
仕事をしていると、必ず思ってもみなかった壁があらわれてきます。

ただ、それを乗り越えたときに見えてくる次のステージがあります。
なので、怖れずにもっと人と接して、どんどん「やりたいこと」をやってください。
そして、その事業が誰かの役にたっていると実感したときに、
本当の意味で仕事の面白さが体感できるようになるのではと思います。