代表取締役 伊藤 涼子

株式会社アドマック 代表取締役 伊藤 涼子

代表取締役 伊藤 涼子

株式会社アドマック
設立 2010年2月19日
事業内容
  • モバイルメディア事業
  • 広告代理店/レップ事業

就職できないのなら、自分が会社を起こそう!

まさか自分が起業するなんて、想像もしていませんでした。
以前は、飲食業界などで接客の仕事を10年以上していましたが、
ある時、企業に就職したいと思って就職活動を始めたんです。

でも、なかなかうまくいかなくて……。
そこで、
「会社に雇っていただけないのなら、自分が会社を起こしてしまえばいいんじゃないか」
と思い立ったのが、起業のきっかけでした。

会社を経営するとなると、大きな責任を負うことになりますから、
怖いという気持ちはありました。
でも、「何事も、誠意を持って一生懸命やれば伝わるはず」と信じて起業しました。

それに、社長という肩書ですが、決して一人ではありませんから。
今、私の他に社員が2名いますが、
「自分も社長!」というくらいの意気込みで頑張ってくれています。
まだまだわからないことだらけの新米社長ですが、相談に乗ってくださる方、
助けてくださる方もたくさんいます。

広告を通じてたくさんのハッピーをつくりたい

まず「起業する」と決め、それから何をするかを考えたわけですが、
まわりの方から勧めていただき、広告の仲介業を行うことにしました。
いろいろなメディアにアタックし、広告を介して人と人とをつなぐ仕事です。

広告というメディアを通じて、双方の利害が一致し、
お互いにハッピーな結果になれば、間に立つ私もハッピー。
決してお金だけが目的ではありません。
私が幸せだと思うことで、まわりの人にも喜んでいただければ、
こんなに楽しいことはないですよね。
それを目指して頑張っていれば、お金は後からついてくるものだと思っています。

どんな業界でも大切なのは“人とのつながり”

この仕事をしていく上で、とにかく人脈は大事ですね。
私の場合、人脈だけで仕事が成り立っているといってもいいかもしれません(笑)。

もともと、人と接することが大好きなんです。
今の仕事は、これまでにしてきた接客の仕事とはまったく違いますが、
人と人とのつながりが大事という面では同じ。
起業する時も、そして今も、接客業で積み重ねてきた人脈がすごく活かされています。
そう考えると、やっておいて無駄なことなんて、一つもないんですよね。

接客業で培った人脈作りの極意

人脈が大切だとわかっていても、人づきあいが苦手で……という方も多いと思います。
でも、最低限のあいさつができて、相手を尊敬する気持ちをもって接していれば、
たとえ口下手でも不器用でも、きっと思いは伝わります。

また、人のイヤな面を見ると、おつきあいするのが面倒になってしまいがちですが、
どんな人でも必ずいいところがあるはず。
それを見つけられたら、自分も幸せになれますよ。

「厳しいことを言われたけど、自分の悪いところを気付かせてくれてよかった」
そんなふうに、ポジティブに考えてみませんか?

昨日に学べば明日は見えてくる

私の座右の銘は、「昨日に学び、今日に生き、明日に期待しよう」
これは、アインシュタインの言葉です。
今の仕事で、いくら勉強してわかったつもりでいても、実際に経験し、
失敗して初めてわかったことはたくさんあります。
もちろん失敗はつらくて、泣いたり落ち込んだりすることもありますが、
その経験を次に生かすことが大切だと思っています。 

今、自分がやりたいことがわからないという人も、無理に探す必要はないと思います。
人とつながっていく中で、視野を広げていけば、そのうちきっと見つかります。
私は、チャンスがあれば何でも取り組んでしまうのですが、
そうしているうちに、今の仕事に出合いました。

やりたくないことでも、
きっかけがあればとりあえず挑戦してみることも大事だと思います。
たとえば、「学校の勉強なんて、社会に出たら役に立たないのでは?」
と思ったとしても、それを経ているからこそ今の自分があるんですよね。
それと同じです。

たくさんの人と会って成長したい

これからは、今まで支えてくださったみなさんのご厚意に応えられるよう、
事業を成長させていきたいです。

地方にもどんどん出て行って、仕事を通じておつきあいを広げていきたい。
外に出て、いろいろな人とお会いしたい。
やっぱり、人と会うのが好きなんですね。