代表取締役 馬屋 原隼人

株式会社SORICH 代表取締役 馬屋 原隼人

代表取締役 馬屋 原隼人

株式会社SORICH
設立 平成18年4月17日
事業内容
  • Java/PHP等によるシステム設計・開発及び運用
会社HP http://www.sorich.jp/

起業ストーリー −もっと楽しい会社を!−

私は学生時代を東京理科大の2部で過ごしました。
夜間学部ですので、サラリーマンをしながら学んでいる人や、
会社を経営しながら通う人が比較的多い環境でした。
私はそんな環境でIT分野の技術を学び、知識を身につけました。
先輩や、同級生の会社にアルバイトとして雇ってもらったり授業が始まる前の日中に
契約社員として働いたりして、多くの仕事に触れることができる学生生活を過ごしていました。

大学を卒業する折、決意したのは独立。
アルバイトであれ契約社員であれ大学生活中はずっとIT系企業で働いていたため、
もしものときの就職口には困らないという安心感がありましたし、
20代ならば失敗してもやり直しがきくと考えていましたから
独立への抵抗はありませんでした。

しかし、何よりも独立を後押ししたのはアルバイト時代の経験。
アルバイトや契約社員としてIT系企業に入り込み何人もの開発者を目にしましたが、
私には彼らがつまらなそうに仕事をしている様に感じられました。

システム開発に対する知識があまり無い営業は、
開発者の労力や状況を推し量ることが難しく自分の営業成績のために仕事を取ってきます。
開発経験の無い経営者や営業は顔色くらいでしか彼らの苦労を想像することができません。
私が一緒に仕事をしていた開発者さん達の苦労は大きなものでした。

そこで私は思ったのです。
自分なら、もっと楽しい会社を作ることができるのではないだろうか。
開発者に仕事がきちんと分配され、適切な環境を与えることのできる会社を築けるのではないだろうか。

このような気持ちが膨らみ、5人の仲間を呼んで大学卒業と同時に起業しました。
会社名は株式会社SORICH。
Societyとrichを組み合わせた造語で、社会をより豊かにしたいという意味を込めています。

はじめは仕事を確保することに厳しさを感じる面もありましたが、
現在はなかなか順調に会社を盛り立てることができています。

今後の目標?−大きい仕事がしたい!−

小さな仕事はやりがいもあるし、面白い仕事も沢山ありますが、
規模的には個人でもこなすことができます。
やはり会社として動いているからには、大きな仕事を受けたいですね。

ただ、大きな仕事を受けたいからといって急激に人を増やすわけにもいきませんから、
そうしなくても大きな仕事を受けられるような体制づくりが必要だと思っています。
例えばインドや中国など海外の会社と提携して開発を進める、というようなことを現在は考えています。

今後の目標?−日本一有名な…−

目立ちたがりな性格なんですよ、
有名になりたいと思っています。
私、姓を「馬屋原」というのですが、これってなかなか珍しい苗字ですよね。
当面の目標は日本でいちばん有名な馬屋原になることですね!

テーマカラー

「赤」

子供のころ、広島カープが大好きだったんです。

いつも、こんな風に考えます

いいことがあった時、会社がうまくいった時、私はいつもこう考えるようにしています。

「ああ、この人に出会えたからこんないい結果になったんだな。
この社員がいてくれたからうまくいったんだな。」と。

そして失敗した際はなるべく自分のせいだと考えるようにしています。
自分は人に出会う運がいいんだな、と考えられることは素敵だと思いますね。

こんな人と働きたい!

「サラリーマン体質」ではない人です。

与えられた仕事をただ単にこなし、1か月経過したからお給料がもらえる、というような
「サラリーマン体質」の考えではなく
会社が大きくなるためには、みんなが潤うためには、と
自分の会社のように考えて働いてくれる方と共に過ごしたいですね。

サラリーマンが中小ベンチャー企業にいても周りと空気が合わないですからね。

起業家志向の方へメッセージ

今後、起業をしたいと考えている方は様々な経験を若いうちに積むことが大切だと思います。
将来の仕事に直接かかわることでなくてもいいのです。
弊社の社員も前職の経験がとても生きている方がいます。
どんな経験でも無駄にならないと考え、様々なことにチャレンジしてみてください。