代表取締役社長 山田 晋也

あるまじろ書房株式会社 代表取締役社長 山田 晋也

代表取締役社長 山田 晋也

あるまじろ書房株式会社
設立 平成20年7月11日
事業内容
  • 出版・編集/撮影/執筆
会社HP http://www.arumajiro.com/index.html

フリーのカメラマンとしての15年

大学生時代から、フリーのライターさんの手伝いのバイトをしていて、
自然と編集のおもしろさに惹かれるようになりました。
出版業界で働きたいと思い、大学卒業後は、音楽系の本や雑誌を取り扱っている
小さな出版社に入社したんです。
そこでは編集だけではなく写真の仕事もやるようになり、
次第に写真を撮る方がおもしろくなってきてフリーのカメラマンとして独立しました。
ある程度写真が撮れると、自分の知らない分野でも、どこでも飛び込んでいけました。
その中でも音楽系の写真を中心に撮っていました。
ミュージシャンのライヴの写真や、ツアーにずっと同行して撮ったりしました。
カメラマンの仕事のおもしろさは、
まず他の人よりもミュージシャン本人との距離が近い事ですね。

ライヴなどの時の写真は、お客さんよりも前で撮るわけなので当然距離が近くなるわけです。
また、私は若い時、人とコミュニケーションを取るのがあまりうまくなかったのですが、
カメラがあれば、カメラがその人と接触を図る口実になる。
つまり、カメラが一つのコミュニケーションツールになるんです。
とてもおもしろい仕事だと思います。

夫婦で出版社を設立。「子供向けの本を作ろう」

出版業界が不況の中、写真も撮りながら、
また編集の仕事も少しずつやるようになってきました。
妻と二人で編集の仕事を担当したりしていたんですが、そんな時周囲の人から
「どうせなら出版社を作って本を作ったら」
と言われたんです。
それがきっかけで、出版社を立ち上げる事にしました。
主に取り扱っているのは、子供向けの書籍です。
これから先どんなにデジタル化が進んでも、子供には
実際に紙の本を手にとって読んでもらいたいと言うのが親心ではないだろうか、
と思い将来性を感じたからです。
また、私自身子育てまっただ中にあり、
その影響もあって子供向けの本が作りたいと思いました。
子供向けの本と言うのは一見簡単そうですが、実は1番難しいんですよ。
子供というのは1番ストレートで素直な読者ですからね。

座右の銘:「一所懸命」

「一生懸命」でも、どちらの漢字でも良いのですが、とにかく全力でやる事ですね。

社長のイメージカラー:「緑」

緑はほっとするので好きですね。
昔は情熱の赤も好きだったんですが、最近はほっとする方が好きです(笑)

やりたい事をつきつめる。その延長線上に仕事がある。

私自身、常に「今、自分は何をやりたいのか」、「自分のやりたい事はこれなのか」
自分に問いかけ続けながら生きてきました。
やりたい事を探して、やり続けた結果、それが仕事になっている感じですね。
私は本当にやりたい事をやる事こそ、生きる意味につながると思います。
若い人で、「やりたい事がない」と言う人は、あせるべきです。
また、やりたい事というのは何もせずに見つかるものではありません。
自分であがいて、色んな事に手を伸ばしてみて下さい。
そうすると不思議とチャンスが向こうからやってきますから。
自分のやりたい事を模索し続け、やり続ける事はとても大変だけれど、
その分充実した人生が送れると思いますよ。