代表取締役 恩田 清

株式会社アールイー・ラボ 代表取締役 恩田 清

株式会社アールイー・ラボ

株式会社アールイー・ラボ
設立 2004年
事業内容
  • 土地・収益物件の売買・管理業務
  • 不動産投資コンサルティング
会社HP http://www.relab.jp/

夢を諦めない

大学生の頃はよく仲間と飲みに行っては将来について朝まで語り合いました。
時にはお互いの意見がぶつかり合い、取っ組み合いの喧嘩をするほど
熱くなった記憶があります。
その頃の私は漠然としていましたが、早く一人前の社会人になりたい、
そんな事をよく考えていました。

22歳の頃、アメリカ全土を2カ月近くかけて放浪した際、
ニューヨークのウォール街で働くビジネスマンを見て純粋に格好いいと思い、
自分もいつか海外で勝負したいという想いが強くなりました。
就職活動では広く企業を見て回り、いくつか内定も頂きましたが、
最終的には住宅メーカーに就職を決めました。
ここが、まさに地獄の始まりでした。
最初の2年間は大阪でしたが、その後九州の拠点の立ち上げに配属され、
土地の仕入れから販売、アフターフォローまで、全ての業務をこなし、
同時に営業数字に追われる日々が始まりました。

何度か会社を辞めたいとも思いましたが、一営業マンで終わるのは嫌だと思い、
どうせやるなら不動産業界の仕組みやノウハウを全て習得したいと思い、
約5年間、がむしゃらに働きました。

海外生活

前職で約5年間勤め、結婚を機に以前の夢でもあった海外でのビジネスを求め、
再度アメリカに渡りました。語学学校に通い、大学にも進学し、
最終的にはカリフォルニア州で宅建も習得しましたが、
諸事情により、帰国を余儀なくされました。

日本に帰国後、「世界の不動産屋になる」ことを胸に
不動産事業で独立を果たしました。
自動車産業ではトヨタ、音響機器ではソニー、不動産業界では…。
実はアメリカでは日本の不動産業界の海外進出は悪い例として有名なんです。
私が通っていた大学でもよく悪いケーススタディとして取り上げられていました。

そんな状況が私は許せなかった。
日本の不動産業界ももっとできるはず。
私は日本と海外の不動産事業における懸け橋となりたい、
そう思うようになりました。

目的意識が重要

現在は不動産仲介業と売買、さらには不動産契約関連や収益改善のための
コンサルティングを行っています。
今後は英語力とPCスキルを兼ね揃えた人材の採用を強化し、
グローバルな展開を考えています。
日本人はビジネスに対して非常にナイーブに接していますが、
その反面、自己主張や目的意識の曖昧さが露呈しています。
私は今後日本の不動産事業が海外にどんどん進出していける
その懸け橋として、常に考え、同時に行動していきたいと考えています。