代表取締役会長兼社長CEO 中島 成浩

ミネルヴァ・ホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長CEO 中島 成浩

代表取締役会長兼社長CEO 中島 成浩

ミネルヴァ・ホールディングス株式会社
設立 2000年2月1日
事業内容
  • インターネットによる情報提供、通信販売
  • Eコマースのための各種ソリューションサービス
会社HP http://minerva-hd.com/

【1980〜1989年】 〜海外での生活〜

専らレーサーバイクで走ることに明け暮れた高校時代を経て、
私は日本の大学ではなくアメリカの大学へ進学することを選びました。
1980年代前半、当時はまだ海外留学する学生はそんなに多くいませんでしたが、
たまたま私の周りの親戚には多く、さらに日本の大学は当時の私には
あまり面白そうに見えなかったので悩むことなく決断しました。

ところが大学に入学してからが大変。
留学生は成績が悪いとすぐに強制送還されてしまうので、毎日泣きながら
必死で勉強していたのを覚えています。
結局3年後、父親の経営する釣り具メーカーが中国進出するのを機に、
私も半強制的に中国へ移り住むこととなりました。
私の父親は私が生まれたその年に起業し、実はその時から
私が後継ぎになることが決まっていたのです。

【1990〜1999年】 〜インターネットとの出会い〜

日本へ帰国後、早速父親の会社で働きました。
私はまず新しい試みとしてアウトドアレジャー大型専門店ナチュラムを
オープンさせました。
そこで店舗マネジメントを行いながら、並行して会社の
社内システム構築にも携わりました。
当時はまだオフコンと呼ばれる大変高価なコンピューターしかない時代。
導入したはいいが誰も運用方法が分からないということで
私が独学で学び、管理しました。

そうこうしているうちにLANを使ったネットワーク化や新しいソフトウェアの導入など、
いつしか自分で色々組み立てるようになっていました。
時を同じくして、ウィンドウズ95が日本に到来し、
私は趣味の延長でホームページを作成し、インターネットを使った広告や
集客を少しずつやり始めました。
97年後半にはインターネットからの受注が頻繁に入るようになり、
本格的にEコマースを事業としてスタートさせました。
当時の私はダイレクトにお客様の反応が返ってくるEコマースが
楽しくて仕方ありませんでした。

【2000〜2009年】 〜Eコマースの著しい成長期〜

ITバブル、新興市場設立などの追い風を受け、
当社のEコマース事業は驚くスピードで拡大し始め、
社内体制が追いつかないほどにまで膨れ上がりました。
社員が1日も休むことなくフル活動した月もありました。
このままではいけないと思い、ベンチャーキャピタルからの
出資も受けて大幅なIT投資を行いました。
この時初めて事業計画書を見よう見まねで作成しましたが、
今もその通りに進んできています。

その後も順調に売上は伸び、それに伴い在庫や経費も膨れ上がり
一時は資金が底をついた時もありましたが、利益管理を緻密に
行うことにより回復し、2007年、予定より5年ほど遅くなりましたが、
その分しっかりと社内体制を整えながらの上場を果たしました。

【2010〜今後】 〜国内シェア拡大とグローバル展開〜

現在は引き続きアウトドアやフィッシング用品の通販サイトを始めとした
Eコマース事業と、これまでのノウハウを利用したソリューション事業を
展開していますが、今後は1年前に子会社化した中国合弁会社を中心に
Eコマースのグローバル展開と、まだまだ発展途上の日本のEコマース市場における、
当社のソリューションサービスのシェア拡大を構想しています。

そのためにも、世界レベルで考え、行動できる人材を今後必要としています。
当社は決して大量採用する予定はなく、あくまで少数精鋭でやっていきますので、
一人一人のパフォーマンスを高めていく必要があるのです。
海外の労働力やIT普及により、今後の日本では労働力としての人材は
必要とされません。
海外労働力をしっかりマネジメントでき、自ら市場開拓できるほどの発想力と
ヴァイタリティを持ち合わせた人材を当社は必要とします。
そして、コンパクトでも世界レベルで立ち向かえる集団にしていきたいと
考えています。

アウトドア&フィッシング ナチュラム
http://www.naturum.co.jp/
健康計画
http://www.kenko-keikaku.com/
オタクの電脳街
http://www.otagai.jp/