代表取締役 北浦 和也

サクセスイノベーションシステム株式会社 代表取締役 北浦 和也

代表取締役 北浦 和也

サクセスイノベーションシステム株式会社
設立 2000年5月10日
事業内容
  • システムインテグレーション事業
会社HP http://www.s-i-s.net/

野心を達成できる会社

就職活動は、3つの観点から会社選びをしていました。

1、売る力が必要な仕事
2、技術力が必要な仕事
3、管理能力が問われる仕事

この3つの中で何をやるか考え、
売る力をつけようと思い、OA機器の商社に入社をしました。
今でいうセールスエンジニアです。
私が会社を選ぶ時、売る力が付く以外に、
付加価値の高さを追求していました。
つまり、野心を達成できる会社です。
成果が待遇に結びつく事で努力を継続することができました。

では、なぜ売る力と付加価値を求めたのか。
それもこれも、29歳までにどうしていくかを逆算した時に、
私は「衣食住」をもっとも高めることができる会社を選ぶ必要があると感じ、
1社目にこの会社を選んだのです。

300人の中でトップセールスを出すまではやり続ける

そんな目標を掲げて入社をしました。
いかに人が休憩している時に仕事をし、
限られた時間を最大限仕事へ向けた結果、
22歳という若さで年間トップセールスを達成することに成功。

ただ、時間の最大化を図ったことで、体調を崩すことが多くありました。
ただ、このときの経験はとても貴重で、
「自分はこれ以上やると限界を超えてしまう」
というラインを知ることができたのです。
そして次に私が考えたのが、限られた時間の中で、
最も効率的に仕事をする方法を考えることです。
わかりやすく言えば、仕事がはかどる時間帯が夜中なのであれば、
昼間は寝ていても構わない。
そうやって、自分が一番効率的に働ける方法を見つけ、
時間の最適化を図りました。

先輩からの誘いで会社を辞めることに

「会社を立ち上げるから一緒にやらないか」
そう誘われマネージャー職として会社の立ち上げに参画することに。
私にとってはいい機会でした。
というのも、自分の管理に関しては完璧にこなすことができるようになり、
次のステージとしてマネジメント力を高めることを考えていたからです。

しかし、23歳の人間がやれることではないし、
成功をつかむための方法もわからない。
うまくマネジメントをすることはできませんでした。
実は、人材育成を今までまったく考えたことがなかったんです。
トップセールスをしていた頃、セールス技術を盗まれるのが怖くて、
人に見られないように仕事をしていたので、人に何かを教えるという事を
ほとんどやったことがありませんでした。
若気の至りですね笑

社内ベンチャーの話が舞い込む

入社してからの2年間でトップセールスを出し、売る技術を身につけ、
早いうちからマネジメントを経験できた。
ここまでを振り返ると、
当初に掲げていたビジネスロードをうまく進めていると感じていました。
そして、会社からフランチャイズで社内ベンチャーをやらないかという話が
舞い込んできました。
それに対し私は、「やるなら0ベースでやりたい」そう伝えて断ったのです。
これをキッカケに自分でやっていこうと考え会社を立ち上げたのですが・・・
業界のしがらみとでも言うのでしょうか。
OA機器の仕入れさえもまともにすることができず、
同業者から買い取って、それを商品にすることから始めていましたね。
売上0で取引先0。
そんな中でも、対外的な障害は気にせず、
最大のライバルは自分であり、自分に打ち勝つことだけを考えて仕事をしていました。

その結果、29歳までの計画はうまくいきました。
そして30代は成り上がっていくことが目標です。
今でもまだ失敗は多いですが、それは成功に必要な失敗です。
30代の目標が達成できれば、40代は志を持って仕事にのめり込めれば理想の姿です。

サクセスイノベーションシステムの考え

有限会社を立ち上げた時、人を募集するお金もなかったので、
職安で募集をしていたのですが、そこに集まる大半の人が、
「就職することがゴール」そう考える人たちばかりだったのです。
人を採用しても「厳しい、耐えられない」と言って辞めていく人たちばかり。
そこで考えたのが、
“ヒトの能力を最適化し、それに合った教育”をするということでした。
私たちは教育こそが重要と捉え、
広範囲な知識・技術・能力・経験が必要とされる、
一流のシステムインテグレーターを育成し、
お客様に必要とされる商品・サービスを提供するという理念を胸に、
価値組企業を目指しています。