代表取締役社長 坂野 哲平

スキルアップジャパン株式会社 代表取締役社長 坂野 哲平

代表取締役社長 坂野 哲平

スキルアップジャパン株式会社
設立 2001年4月
事業内容
  • デジタルコンテンツ配信プラットフォームの提供事業
  • IDSO(インターネット事業部門のアウトソース)事業
  • 戦略的なネットマーケティング機能の構築支援
  • eコマースサイトの構築・企画・運営
  • ファンコミュニティ、ビジネスコミュニティの企画・運営
  • 地域活性化支援事業
  • システムインテグレーション
会社HP http://www.skillupjapan.co.jp/

日本人をもっとスキルアップさせたい

小学校5年生の時に、父親の転勤で渡米。
高校卒業まで、アメリカで過ごしました。

高校卒業後に帰国し、早稲田大学に入学。
アルバイトや、留学生たちとの飲み会、ディベートなど
充実した毎日を過ごしました。

私の周りの留学生たちは、母国への思いが強く、
いかに母国に貢献していけるか、という意識の高い学生ばかりでした。
彼らと毎晩、夜通し語り合ううち、私自身大いに刺激を受け、
私も日本のためになにかをやりたい!という思いから、
「起業」という意識が芽生えるようになっていきました。

学生時代に身につけたシステム開発技術を活かして、
大学卒業後は、友人2人とそのまま起業。
2DKのアパートからスタートしました。

今振り返ってみると、当時の自分にはリスク観が欠乏していたように感じます。
起業当時は、「遊び感覚」もありましたしね。
しかし現実には、「経営者」という仕事ほど、
ハイリスク・ローリターンな仕事はないと思います。

将来起業したい、と考えている方は沢山いると思いますが、
憧れや夢だけでは起業しない方が良いと、敢えて言いたいと思います。
どんな困難でも乗り越えられるような、強い覚悟がある方にはもちろんおすすめします。

ネットを使って地域活性に貢献していきたい

ITでできることというのは、限られています。
だからこそIT業界には、ただ仕組みを作るだけでなく、
ユーザーニーズに合わせたシステムを提供していくことが求められてきています。

ただ、クライアントに言われたものを作るのではなく、
私達から提案していくこと、つまり「提案力」が必要となってくるのです。
ですから、今後はマーケティング分野にも力を入れていきたいですね。

その一環として、弊社が始めたのが、ネットを使った地域活性化事業。
日本の資源は地方に点在していると思います。
コミュニティは地域それぞれにありますし、観光資源・文化なども地域ごとに存在しています。
でも残念ながら、地方の魅力的なコンテンツが十分に有効活用されていないのです。
それを私たちの得意分野であるITでお手伝いしていこうというものです。

元気のない日本の地方をITの力で元気にしていきたい、これが私達の想いです。

テーマカラーは・・・

テーマカラーをあえて選ぶなら「透明」ですね。
一人の力でできることというのは限られています。
だからこそ周りの人たちの助けや力が必要。

私も会社では、社員に自由にやってほしいと思っていますし、
あえて自分の色を出さずに、どんな色にも染まれる、
そんな存在でありたいと思っています。

現代のような変化の時代こそ、いろいろなものを受け入れ、
吸収していくことが必要ですしね。

こんな人材が欲しい!

これから求められる人材というのは、
「柔軟な人」だと思います。

ここでいう柔軟な人というのは、
・市場の状況を自分で判断できる人。
・新しいものをどんどん吸収していける人。
・成長意欲の高い人。
ですね。

私達の会社は、これからも変化を繰り返しながら、
いつまでも「ベンチャー」であり続けたいと思っています。

ですから、社員の個性も様々ですし、型にはまらない人、
どんな仕事にも意欲を持って取り組める人には、
活躍のフィールドを幅広く提供できる環境だと思います。

ビジネスにドMな学生の皆さんへ

一番の財産は「人とのネットワーク」。
自分から情報を発信し、周りからの情報もしっかり受信していくことが大切です。
もちろん、国内だけでなく、世界にもアンテナを張って下さい。

今、中国やインドをはじめとした、以前は発展途上国と言われていた国々の発展が目覚ましく、
そうした国々と比較した際の日本への評価が厳しくなっています。

しかし、日本はいつか必ず世界をリードする国として復活する日がくると信じています。
日本への信頼や期待までが失われたわけではないと思いますし、
まだまだ世界に発信していない日本の文化が沢山埋まっていると思いますから。

ですから、これから社会に羽ばたく皆さんには、
日本復活のタイミングを自分から取りに行く!くらいの
気持ちを持ってほしいですね。