代表取締役兼CEO 増田 英浩

株式会社ブーミング 代表取締役兼CEO 増田 英浩

代表取締役兼CEO 増田 英浩

株式会社ブーミング
設立 2006年10月16日
事業内容
  • SI事業(独立系ソフトハウス(業務請負)事業)
  • IT関連事業
  • HP制作、WEBデザイン制作事業
  • 芸能・エンターテイメント・文化振興関連事業
会社HP http://www.booming.co.jp/

◆社内のテーマカラー&社長の座右の銘は・・・
【社内のテーマカラー:リーフグリーン】
 目に優しい色。IT業界のように目に負担が大きいので、
 観葉植物を置いて非常に大事にしている。

【社長の座右の銘:「諦めたら、そこで試合終了。」】
 目の前で失敗と移ってもその日で諦めなければ、必ず成功まで辿り着ける。
 そういう意味では諦めないことを継続すれば=不可能な事はないと考えます。

サークル活動が芸能とITを出会わせた

元々私はプレーヤーとしてタレントを務めておりました。
芸能活動を続けていくうちに、
「自分で企画した方がもっと面白いものが出来るのではないか」
と思い、イベントを企画するようなサークルを立ち上げました。

当時はまだ学生の身でしたが、「学生が行う遊びのイベントだな」と舐められないためにも、
しっかりとしたコンテスト企画やイベントの枠組みを学生なりに試行錯誤して考えました。
大手芸能プロダクションと連携して有名人からメッセージを頂いたり、
会場にゲスト出演して頂いたり、ダンス業界の有名な方々をゲストで招いたりしていました。

「社会的に信用のあるしっかりとしたイベントである事を関係者に認知してもらった方が良いよね」
ということで、中にはディレクター名刺を持たせてくれたプロダクションもありました。
ある時期はプロデューサー、ある時期はディレクター、ある時期は演出家といった具合に、
様々な名刺を持たせて頂き、イベント制作やコンテンツ企画を実施しておりました。

企画の際にはWEBを使って告知をしたり、HPを制作したり、フライヤーやデザインを
つくったりすることをし始めたため、次第に自分達の活動にITが加わってきました。

今改めて振り返ってみると、むしろ最低限のITスキルは必須条件だったのかもしれませんね。

IT+芸能=「マジックワード」!? に気付き始めた創業時

自分が芸能業界に身を置きながら事業を行い続けているうちに、
他の業界に比べ大変異質だと思われがちな芸能というジャンルが
ものすごく広告ツールとしてパワーを持っており、
世の中のほとんどのビジネスと組み合わせることが出来るのではないか、
と考えるようになってきました。

・IT=最先端且つ 現代企業の事業運営に絶対的に必要なスキル。
・芸能=ダイナマイト並みの宣伝力。広告。

こう考えれば、その両者のMIXはどんなビジネスにも精通しうる
一種の「マジックワード」に化けるのではと考えました。

今は1つの企業に1つのHPが作られ、余力のある会社であれば1サービスに
1つのHPが作られている時代ですので、
「IT」を、仮に「HP制作」と狭義な視野で捉えるのであれば
「IT」は会社を登記した時点でもう既に必要になりますよね。

そして新たなコンテンツを制作して「よし!販売するぞ!!」となった時に
一気に知名度を上げる事が出来るのが広告。

ここで単なる広告ではなくて、例えば有名人の上戸彩さんや藤原紀香さんを起用して
広告することでより強固な広告効果が見込める。
企業が売り上げを継続的に上げていくためには営業活動や相手に知ってもらうという
広告戦略は必須条件。

先ほどの例でいえば上戸彩さんがイメージキャラクターとして出ることで売り上げが3増・・・
(普通に広告出した去年は1.5倍しか増加しなかったのに・・・)
ということも期待出来る。
「芸能」にはどこか「普通」とは違った不思議なパワー力を持っていると私は考えています。

「芸能」を自由自在に駆使出来ることはイコール
「ダイナマイト(よりインパクトの強い広告)」を操作出来ると思います。

そして、対外的にもそれを敢えて広めていくために企業スローガンとして、
「芸能エンタメIT企業」とマジックワードを命名したわけです。

あとは単純に、世の中にITと芸能のブームを起こしていきたい、
他社にはないものを創出できる会社になりたいという思いから
「IT」と「芸能」の融合を追及する企業として、創業致しました。

これから必要とされる人材、学生

給料をもらえる仕組みをしっかりとわかる人材、
つまり給料を払う経営者側の立場を把握できる人間は
今後より必要とされると思います。

給料であるお金がどのようにして生まれるのか、それを理解している人
は自分の今置かれた立場や役割もある程度理解できている人だと思います。

何か新しいノウハウを教えてもらうような事も、それを全うするだけではだめだと思います。
むしろ与えられた業務を全うするのは当然の事です。
ただ全うするだけであればそれこそアルバイトさんでも良いと思います。

教えてもらったノウハウが社会的にどれだけ価値のあるものなのか?
予備校で教えてもらえるかな?
そういった部分まで考えられるようにならないと
経営者の考え方は理解出来ないような気がします。

経営者が理解できないのであれば、
そして経営者に評価してもらえないようであれば、出世は難しいのではないでしょうか。

私個人的には、
? 指摘された事を何事にも柔軟に受け止める
? まず始めは自分が間違っているのではないかと考えるようにする
? 上司に説教されたら、なんでそこまでの言い方をするのだろう?と相手が起こした
 行動の理由を観察するようにする(説教されて指摘された部分についても当然分析、反省、反論等をする。)

学生レベルでこんな人がいたら、是非採用したいと感じます。
??に関しては、人生日々勉強!ということで、一度話を自分の頭の中で呑み込んで
整理することの有用性があります。
?に関しては、大体の人は説教されたら、「やろうと思ってたのに〜」「部長わかってないな〜」等、
ただ単純に反論、弁解、反省(=第1ステップ)しがちですが、そこだけではなく
「何で部長〜そこまで言うんだろう」「部長、今日奥さんと喧嘩したかな〜」等と
相手の起こしたアクションに対する理由を考えてみる(=第2ステップ)所まで
考えてみると部長との人間関係は上手く行きやすくなると思います。

原因がわかればイライラも減少するはず!
ひょっとしたら部長の勘違いだったという事もあるかもしれませんからね(笑)
「なんだよ部長勘違いしやがって・・・」とではなく、
「相変わらず部長はおっちょこちょいですよね〜。」と優しく切り返してあげるくらい
出来れば素晴らしいと思います。

このとき部長のプライドを傷つけないようにうまく切り返しが出来ればすごいと思います。
間違って怒ってしまった部長だって正直立場ないわけですから。
謝りにくい環境を創らないような配慮が出来れば部長も素直に「ごめんね・・・」
と言いだしやすくなるかもしれません。

・・・大分話が脱線しましたが、相手の気持ちが読み取れる人は
どこの業界でも成功出来る素養はあると思います。

学生へメッセージ

起業は誰でも出来ます。したければ自由に起業してしまいましょう!
自信があれば大丈夫です!!

人や物事の基本原理を「見る目」「見返す目」が重要かもしれません。
その目を鍛えるために色々な価値観に触れてください。

そのために沢山足を動かし、様々な事にチャレンジし、色々な人に出会う。

そうした事を繰り返し、諦めなければ、道は開けてきます。
まずは就職活動、頑張ってください。

行動あるのみ!悩み過ぎるならまず1つアクションを!!